地元で愛される名店 閉店の一報に… 労働条件が「職人の仕事と乖離」 「前向きな撤退」いったん休んだ後で 子どもの頃から楽しみだった、誕生日のショートケーキ……。なじみのケーキ店が閉店してしまうと聞き、お店を訪ねました。なぜ閉店を決めたのか、店主に取材すると、「働き方改革」との向き合い方の難しさがみえてきました。(朝日新聞コンテンツ編成本部・南有紀) 地元で愛される名店 閉店の一報に… 「実家の母もわたしも子供たちも大ファン」 「一番の残念な閉店ニュース」 「ホントに残念」 昨年末、川崎市高津区の洋菓子店「パティスリーパーク」が、年内での閉店を発表しました。 この地に開業して28年。地元に愛される洋菓子店の閉店の一報が、地元の情報を交換するSNSグループに投稿されると、住民からコメントが相次ぎました。 年末には、店の前に50メートルを超える行列ができた日も。 私もそんなファンのひとりで、子ど
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