11月刊行予定の『縄文の思想』(講談社現代新書)。 目次は以下のようになっております。 (目次くらいはブログに出してもいいんじゃないですか、といっていただけましたので)。 網野善彦の海民論と折口信夫のまれびと論を、考古学と神話によって接合しながら縄文に遡及しようとする画期的な試み。列島文化論にこれまでにない視野をもたらす、具体性と新規性に富んだ濃密な縄文論。本書紹介の拙文は、講談社のPR誌でも取り上げていただく予定です。 はじめに 生き残る縄文/なぜ共通する神話・伝説があるのか/周縁・まれびと・修験者/アクチュアルな生の思想/なぜいま縄文なのか <序 章 縄文はなぜ・どのように生き残ったか> 縄文はなぜ・どのように生き残ったか/文化とヒトの弥生化/縄文の継承と変革/閉ざしつつ開く/本書の構成─第1章/本書の構成─第2章/本書の構成─第3章/本書の構成─第4章 <第1章 海民と縄文──弥生化