いままでも何回か書いているが「親子断絶防止法案」が議論されている。はてなでもなりすまし文書を増田で公開したりする輩がいて、また話題に上ってくる頻度が多くなった。id:scopedogのように強力にこの法案を推進しようとしている者もいるので、離婚家庭の片親育ちの私としては、この法案に反対の立場からなぜダメだと思うのか、何回かに分けて書いておきたいと思う。なお、本稿含めて実在の家庭の案件について書くことになると思うが、当事者である家庭の子どもが将来ググって本稿を見る可能性もある。そのような可能性のあるものには注意書きをつけるのでご了解いただきたい。 1.面会交流は必要な場合も多い scopedogのように人の意見を藁人形論法で批判する者もいるので*1、この点は明確にしておきたい。私の家庭は小学校中学年の時に、両親が別居しその後数年のうちに離婚した。就学児童の転校はかなりの負荷が子どもにかかる。