大学の講義をインターネットで無料で配信する「MOOC(ムーク、大規模公開オンライン講座)」が来年4月、日本でも本格的に始まる。産学の推進協議会が発足し、現時点で少なくとも国内13大学が日本語で授業配信を計画している。ネット講義は米国の有力大学が手がける配信サービスに世界の大学が相乗りし、圧倒的なシェアを握っている。MOOCは大学教育、とりわけ理工系教育を変革する可能性があるが、日本版は活路を見い
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世界の一流大学が最高水準の講義を無料で配信する「MOOC(大規模公開オンライン講座)」。大学にとっては世界中の学生に向けて存在をアピールする舞台であると同時に、欧米トップ校の著名教授の講義を誰でも受けられることは、教育の質に対する学生の目が厳しくなることを意味する。対応が迫られる中、国内では東京大学が先陣を切って米コーセラが運営するMOOCに参加(「MOOCは世界を変える」――米コーセラ共同CEOコーラー氏に聞く)。9月に最初の講義「ビッグバンからダークエネルギーまで」を終えたカブリ数物連携宇宙研究機構・機構長の村山斉特任教授と、運営を担当した大学総合教育研究センターの藤本徹助教に、手ごたえと今後の課題を聞いた。
大学の講義を無料配信するMOOC(Massive Open Online Courses)を国内で推進する一般社団法人、日本オープンオンライン教育推進協議会(略称:JMOOC)が2013年10月11日に発足した。国内の大学や企業が参加し、講義を配信するためのプラットフォーム提供などに取り組む。2014年春から、10講義程度の配信を順次開始する。学生や社会人など幅広い受講者を想定する。 MOOCは、米国を中心に急速に盛り上がりを見せている。大学がインターネットを通じて、講義映像や教材、課題、テストなどを無償提供。修了者には履修証も発行する。米国発のオンライン教育サービス「Coursera」「Udacity」「edX」などをプラットフォームに、世界の有名大学の多くがMOOCの配信に乗り出している。 JMOOCは、このMOOCを日本で、また将来はアジアで推進することを目的とする。米国発のサービス
オンラインでスタンフォード大学やハーバード大学など、世界トップ大学の講義に無料で参加できるMOOC(Massive Open Online Course)が新しいオンライン教育の潮流として世界的に注目されいますが、その代表的なサービスの1つであるコーセラ(Coursera)が、ついに日本語字幕付きコースの配信を開始しました。 コーセラ社は、スタンフォード大学出身の2人の教授によって2012年に設立されたベンチャー企業で、世界中の多くの有名大学が参加しており、2013年10月現在、450を超える講座が提供され、サービス開始からの会員数はFacebookやTwitterを上回る早さで推移しています。 日本の大学では、東京大学がコーセラに参加していますが、これまでの講座は英語のみで提供されていました。 今回、コーセラ社から提供された日本語字幕付きの講座は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の「Hu
▼The University of Tokyo (Coursera) 2月22日、東京大学(以下東大)は、米国のコーセラ社(Coursera)との間で大規模公開オンライン講座(以下MOOC)配信に関する協定を締結したことを発表した。9月から実証実験として、2講座を英語で配信する。 配信されるのは、政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット長・大学院法学政治学研究科 藤原帰一教授による「戦争と平和の条件(Conditions of War and Peace)」と、カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長 村山斉特任教授による「ビッグバンからダークエネルギーまで(From the Big Bang to Dark Energy)」。 この2名の講座を最初に選んだ理由として、東京大学副学長・教育企画室長の吉見俊哉氏(写真左)は、「それぞれの分野の世界的なトップランナーに講義をしていただきたいこ
アメリカのIT企業グーグルは、マサチューセッツ工科大学やハーバード大学などと提携して、大学の講義をオンラインで無料で配信するウェブサイトを立ち上げることになり、アメリカを中心に進む教育コンテンツのオンライン化が一層、活発になりそうです。 大学などの教育機関がインターネットを使って無料で配信する講座は、「大規模公開オンライン講座」と呼ばれ、この1年でアメリカを中心に世界のトップクラスの大学が相次いで参入しています。 こうした講座を配信するためマサチューセッツ工科大学とハーバード大学が立ち上げたNPO法人「edX」は10日、IT企業のグーグルと提携し、講座を配信する新たなウェブサイトを立ち上げると発表しました。 新たなウェブサイトでは大学だけでなく、企業や政府機関、それに個人も講座を自由に開設できる仕組みにするということです。 「大規模公開オンライン講座」は、これまでに100を超える大学や教育
スタンフォード大学発のオンライン学校「Udacity」が、真の教育革命を起こせる2つの理由 ブラジルのEラーニングサービス「Descomplica」 昔と今をブレンドする新コンセプトの大学「Kepler」 MOOCsのコンセプト自体はとても新しいですが、「Kepler」のルーツはそうではありません。 ルワンダでは、”certificate of vulnerability”と呼ばれるルワンダ政府オフィシャルの証明書があります。これは、貧しかったり、両親を1994年のジェノサイドで亡くした学生達には配布されるというもの。 これまで9年間に渡り、NGO団体「Generation Rwanda」は、毎年20人ほどの成績優秀なルワンダ人を地元の大学へと進学させるプログラムを行なってきました。 同団体は、次第にそのサポートを広げていき、カウンセリングやヘルスケアの分野でもサービス提供をスタート。なん
MOOCって言葉をご存知だろうか。 Massive Open Online Course ( 大規模無料オンライン授業 )の略で、「無料オンライン学校」「無料オンライン大学」「オンライン教育サイト」などと訳されている。 最近、アメリカの多くの大学で、無料のオンライン講義が公開されており、それに東大も参加を決定したというニュースも流れ、日本でも広く知られることになった。 もっとも大きなところは、スタンフォード大学発のUdacityとCourseraである。 素晴らしい時代になった。 意欲さえあれば、お金がなくても、決まった時間がとれなくても、高等教育を受けることができるのだ。 発展途上国の若者も、ネットへアクセスさえできれば、等しく、この無料オンライン学校で学ぶことができる。 かくいう僕も、はてなブックマークで、オンライン授業のリンク集をみつけて、喜んで、ブックマークしたのだ。 だけど・・・
明治大と立教大が連携して始めた模擬国連の講義で議論を交わす学生たち=7月23日、東京都杉並区の明大和泉キャンパス明治大と立教大が始めた連携プログラムで、模擬国連の講義で議論を交わす学生たち=7月23日、東京都杉並区の明大和泉キャンパス 【歌野清一郎】少子化の一方、大学の数は増え、多くの大学で学生の確保が課題となる中、コストをかけずに大学の魅力を高めようと、大学同士の連携が盛んになっている。朝日新聞社と河合塾の「ひらく 日本の大学」調査からは、生き残りをかけて知恵を絞る大学の姿が浮かぶ。 今回の調査で、他の大学の講義を単位として認める「単位互換」を実施している大学は国立大で9割、公私立でも7割に上った。大学が単独で教員を招いて新たな講義を開くよりも、連携して互いの強みを活用した方が、コストをかけずに済むからだ。 明治大と立教大は昨年度から、国連や国際NGOで地球規模の課題への貢献を志す
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