ドットインストール代表のライフハックブログ
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知ってるつもりのヴァギナが、まるで違ったものに見えてくる。 のっけからのけぞる。モザイクかかっているものの、ヴァギナそのものが誇らしげに表紙に掲げている(遠目だとちゃんと認識できる)。表紙だけでなく、子を産むヴァギナや、常態のヴァギナなど、普通では見られない写真や図版も豊富にある。写真だけでなく、科学や宗教、歴史、神話と伝承に、文学と言語、人類学、芸術の幅広い資料から徹底的に調べ上げている。 そして、偏見と妄想をとっぱらったヴァギナを多角的・広角的に紹介する。同時に、ヴァギナに対する文化的・科学的バイアスを指し示すことで、どれだけ歪んだヴァギナ・イメージに染まっているかをあぶりだす仕掛けになっている。これを読むことで、男女問わずヴァギナ観がガラリと変わることを請合う。 まず、神話や伝承、民俗学では、恐れ敬われ、魔よけともなる力強い姿が紹介される。さまざまな神話や伝承が示す、着衣をまくりあげ
ゲラが送られてきたのをいま確認してびっくりしました。なかったことになってる。おやあ? お陰で行数が足りないことになって加筆しなくちゃいけないので面倒です。 自分をデフレ化しない方法 http://www.amazon.co.jp/dp/4166607383 まあ、ブログで書くのも何だが、勝間和代節を楽しめる人なら、身も蓋もない筆致の良い本です。高度成長時代は社会保障も企業経営も難易度低くて問題を先送りすれば経済成長が補填をしてくれたけど、いまはゼロサムゲームなのだから然るべき努力を払うべき、という論述がメインなので、書き方に嫌悪感がなければ納得の内容ではあります。 ただし、表紙が18禁なのと、論述が粗いので気になる人は読む気をなくすのかなという部分はあります。高く自己を売りようのない人にとっては、教条的な部分は相容れないでしょう、という程度かなあ。でも、個人的には面白く読みました。表紙がグ
みんなのIoT/みんなのPythonの著者。二子玉近く160平米の庭付き一戸建てに嫁/息子/娘/わんこと暮らしてます。月間1000万PV/150万UUのWebサービス運営中。 免責事項 プライバシーポリシー Python界では「Pythonic(パイソニック)」という言葉がよく使われる。 用例としてはこんな感じだ。 人のコードを読んで「このコードはPythonicだね」 Pythonへの新機能の提案に対して「その機能はPythonicじゃないね」 Pythonicを一言で説明するのは難しい。無理してやってみると「誰もが正しいと考える、たった1つの方法をできる限り採用する(There should be one—and preferably only one—obvious way to do it)」となるかなあ(これはPerlの「TMTOWTDI(There's more than on
講談社や新潮社、集英社など主な国内の出版社21社が、一般社団法人「日本電子書籍出版社協会」(仮称)を2月に結成する。電子書籍市場の拡大、米国の電子書籍大手、アマゾンの読書端末「キンドル」の日本語版発売が想定される中、主要出版社が書籍電子化に団結して対応することなどが狙いだ。 電子出版については電子書籍の会社が出版社を通さず、個別に著者と交渉することもあった。同協会は、著者や販売サイトとの契約のモデル作りをしたり、電子書籍の端末メーカーと著者、出版各社などの交渉窓口となる。デジタル化に伴う作品2次利用に関する法整備も求めていく。 講談社や光文社、文芸春秋などは2000年から「電子文庫出版社会」を結成し、自らも書籍電子化を進めてきた。他方、電子書籍端末は、キンドルのほか、ソニーやシャープなども開発を進めている。調査会社インプレスR&Dによると、電子書籍の国内市場は、08年度に約464億円。今後
「日本の著作物、世界から無視される恐れも」 長尾館長、Googleブック検索「対象外」に懸念:ウェブ学会シンポジウム 「世界のすべての人から、日本の著作物が無視されることになるかもしれない」――Googleブック検索和解案で、日本を含む英語圏外の国の著作物が対象外となったことについて、国立国会図書館の長尾真館長は12月7日開かれた「ウェブ学会シンポジウム」(東京大学)の基調講演で懸念を示した。 日本の一部の出版社などは、和解案が日本の書籍にも及ぶことに強く反対してきた。反対派の著作権者にとって、和解案の修正は「ハッピー」だったと長尾館長は話す。 だが「(米英などで)たいていの人がGoogleブック検索で本を調べるが、日本の書物は一切出てこない」という結果になることを懸念。Googleブック検索に参加しないなら、「日本独自で書物をきちんとスキャンし、世界にネット発信していくという努力がない限
★★★★☆ (評者)池田信夫 生命保険のカラクリ (文春新書) 著者:岩瀬 大輔 販売元:文藝春秋 発売日:2009-10-17 おすすめ度: クチコミを見る 大手生命保険会社に就職した私の友人が、3年ほどでやめて大学院に入り直した。理由をきいたら「客をだましてもうける仕事がいやになった」という。彼の話では、日本の生保は「生保のおばちゃん」を使って彼らの親戚を加入させ、外務員を使い捨てて加入者を増やしていくビジネスで、金融商品としてのリターンはマイナスだという。 おばちゃんは「万が一のときに備えるとともに利殖にもなる」と勧誘するが、そんなうまい話があるだろうか。次の二つの医療保険があるとして、あなたはどっちに加入するだろうか? 保険料が10万円で、病気になったら医療費を払ってくれる「掛け捨て」 保険料が20万円で、病気になったら医療費を払い、無事に満期を迎えたら10万円の「ボーナス」が払い
間違った方法でいくらハードトレーニングをしても、スポーツ選手としての成長はないように、 間違った方法で何千冊読書しても、思考も見識も洞察もたいして深まらない。 最小の努力で最大の筋力を得られる筋力トレーニングがあるのと同じように、 最小の努力で最大の見識を得られる読書スタイルというものがある。 実際、たくさん本を読んでいるのに空回りばかりしている人はよくいるし、 ほんの数冊の本を読んだだけで、驚くべき成長をする人もいる。 その違いは、具体的にはどこにあるのだろうか? よく「文章の論理構造の理解が一番大切だ」と言う人がいるが、文章の種類によっては、この固定観念が癌になる。 論理構造の理解は確かに必要なのだが、それを優先して文章を読解しようとすると空回りして不毛な誤読をして、結局、一番肝心な部分が分からないままになってしまうことが多い。 最優先でやるべきは、作者や登場人物の情動回路を自分の脳内
最近おもしろいマンガ 個人的な最近の趣向として、おもしろいマンガは「ワンピース」、好きな漫画は「少女ファイト」、ですが、注目しているマンガは?といえば「堂本ルール」になります。 マンガ好きの友達と話していて、堂本ルールはおもしろい、という結論に達しました。 「エリートヤンキー三郎」とか書いている人の話です。ギャグではなく割とシリアスです。 どんな漫画かというと、すげー頭がいい堂本という策略家が、人を操り仕組みを作りヤクザを手玉にとりながら、野望の王国を作ろうとするというもの。 ええ、そのまんま野望の王国的なマンガです。 暴力的なものよりも、人の本質とか、金の本質とか、仕組みの本質みたいなのを知り尽くした上で、操るというのがポイントかなぁ、と。 金持ちが金を使わない理由 で、最近2巻がでたのでさっそく買って楽しんで読んでたんですが、以下のところがおもしろかったので引用。 「
助かる命…脳梗塞の人を見分ける方法 脳梗塞のサインに気づいていれば助かったのに…、という事例があります。 あるバーベキューパーティで女性がつまずいて転びました。心配して駆け寄るみんなに、彼女は「大丈夫、新しい靴だったので、ちょっと石につまづいただけ」と言いました。 周りの人は彼女を起こしてあげたあと、泥を払い、新しいお皿を渡しました。彼女はちょっと震えていたようですが、その後は楽しそうにしていました。 その晩病院に運ばれ、夫から彼女は亡くなったことを伝えられました。 パーティで彼女は脳梗塞を起こして転んだようですが、このとき脳梗塞の兆候があるとわかっていれば、助かっていたかもしれないとのことです。 神経学科医によると、脳梗塞を起こした患者を3時間以内に診ることが出来れば、どうにか助けることができるそうです。 つまり最初の兆候を見逃さないことが重要です。 簡単に脳梗塞のサインを見極める方法
デザインの書籍というのは、すでに沢山あるとは思います。けれど、この勉強会の書籍が他と圧倒して異なる点、それは・・・ 実際にデザインにチャレンジしている人の、悩み、迷いとまどいが「ログ化」されて共有できるところにあります。 私はブログデザイン勉強会においても、本書の中でも、見られること、魅せることの重要さを強く訴えています。しかし、今、最もホットなデザインの可能性というのは、実は参加ブロガーさんたちが実感した「自分だけのデザインを作る」という過程において人が直面する、広義の「デザイン」—ブログへの取り組み方や、人生そのものを意匠・設計(デザイン)することにあります。 デザインとは、その関係性によっては、本来のスペック以上の力を持ち得ます。本書を通じて、ぜひ読者の皆さんにもそういったデザインのパワーを体験していただけたらうれしいです。自分のための、自分にとっての「正解のデザイン」は、インターネ
リンク、コピーは黙ってどうぞ。くわしくはこちらを見よ。 あとこのサイトはなるべく正しい html5で書くよう心がけてます。が、加筆するうちにバグが入り込む場合が多々あります。たまに、各ページの黄色い「Valid HTML5!」アイコンをクリックして、エラーが出るようなら教えてくださいな。 What's New and That Sorta' Crap 「アルク/マガジンアルク」連載」(2006-2017) を全部 html化。(2021/12/03) クルーグマン「ミレニアムを解き放つ」(2000) 翻訳。(2021/3/19) 古い雑誌連載の『CarX』/『MagX』連載 (2008-2012) が発掘されたので追加。あとなんとなくHTML5 に移行してみるが、テキストだからほぼ関係ないんだよね…… (2020/11/10) エリック・レイモンド「ハッカーになろう」翻訳をアップデート。
現在、ぼくらの生活のすぐ隣には多くの危険が潜んでいる。銃、刃物、薬物、毒物、災害、事故、身近にある家庭用ガスにアルコール……、用心していても否応なく巻き込まれるケースもある。たとえば世間を震撼させた秋葉原無差別殺傷事件からおよそ一年が経ったが、その記憶はまだ、ぼくらの脳裏にはっきりと焼きついている。あの事件のように、歩いていて急に襲われたら、一体どうすればいいのだろう? この本は、60万部を売り上げたベストセラー『死体は語る』の著者であり、変死者の死体を検死・解剖する監察医を30年間勤めた上野正彦氏が、万が一事件に遭遇した際、どうしたらよいか、どうしたら予防できるかの智恵を語った本だ。犯罪や事件を予防し、撲滅対策を考える「予防医学」の見地から、事件とその対処法をわかりやすく説明している。 ・秋葉原無差別殺傷事件のような「街」での事件 ・池田小児童殺傷事件のような「学校に通う子ども」に潜む危
余命、数週間。不自由な体、満足に歩くこともできない。日中も寝ている時間が多くなり、頭もうまくはたらかない ──そんな人生の最終章の人に向かって、こう問いかける。 いま、後悔していることは、何ですか? 「死ぬときに後悔すること25」の著者は、終末期における緩和医療に携わる医師。現場で見聞した、「余命いくばくもない状態で、後悔すること」をまとめたのが本書なのだ。得られた答えは、多様でいて一様だし、複雑なようで単純だったりする。 もうすぐ自分が死ぬと分かっている人が、何を悔いているのか。これを知ることで、わたしの人生で同じ後悔をせずにすむのだろうか。考え考え読んで、いくつかの「先立つ後悔」を得ることができた。後悔は後からしかできないものだが、これはわたしにとって「先悔」となるものを、ランキング形式でご紹介。本書では25章に分かれているが、わたし流にベスト10に絞ってみた。 第10位 健康を大切に
議論のしかた2003-07-16ネットで議論をするにはルールがあります。いえ、ネット以外で議論する場合も同じですが。
昨日のエントリで触れた「いい加減「情緒政治」と決別せよ」という記事がとても面白く、著者である竹中正治氏の力量を確信したので、竹中氏の『ラーメン屋vs.マクドナルド』という新書を買ってみた。 新潮新書 - 竹中正治『ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層―』 http://www.shinchosha.co.jp/book/610279/ テーマとしては「経済から見た日米比較文化論」という感じの本で、これが予想通りの面白さだった。 竹中正治(たけなか・まさはる)氏は、東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)、国際通貨研究所を経て、今年4月より龍谷大学経済学部教授になったというキャリアの持ち主である(「いい加減「情緒政治」と決別せよ」の末尾にプロフィールがある)。為替・通貨のプロであり、ワシントンDCでエコノミストとして活躍していたとのことだ。 竹中氏の文章は、その知識・経
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