Googleの調査によれば、MicrosoftのIISはほかの製品に比べて2倍の頻度でマルウェア配布サーバをホスティングしているという。 「MicrosoftのWebサーバソフトInternet Information Services(IIS)は、マルウェア配布に利用される頻度が高い」――。米Googleが宿敵MicrosoftのWebサーバに関連して、こんな分析結果を公表した。 この分析結果は6月5日、Googleマルウェア対策チームのブログに掲載された。Googleでは過去数カ月でマルウェアを配布したり、ブラウザの脆弱性を突いてマルウェアのダウンロードページにユーザー誘導していた約7万のドメインについて調査を実施。その結果をサーバソフトごとに分析した。 それによると、悪質サイトに使われているサーバソフトはMicrosoftのIISが49%、Apacheが49%を占めていた。ただ、サー