スチーム速報 VIP あの夏の日、僕たちは輝いていた。
2009年10月07日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方 筑摩書房松本様より献本御礼。 使える!経済学の考え方 小島寛之 『使える!経済学の考え方』が出ましたよ - hiroyukikojimaの日記待ちに待ったこのときがきた。なぜなら、やっと経済学と銘打つ本で、自分で納得いく本を出すことができたからだ。 この言葉に偽りはない。 経済学は何を教えてくれるのか--そして何を教えてくれないのか、経済学はなぜある問題は鮮やかに解いてみせるのに、ある問題にはとんちんかんな解答しか出せないのか。本書を読めばわかる。 「経済学って使えねえ」と嘆く前に、本当にそうかまずは本書で確認してみよう。 本書「使える!経済学の考え方」は、経済学者--そう、数学者でなく経済学者--である著者が、数学者でも経済学者でもない読者に、なぜ経済学者は数学
2009年08月21日00:05 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困の経済学 自由国民社柳瀬氏経由にて共著者より献本御礼。 脱貧困の経済学 飯田泰之 / 雨宮処凛 初出2009.08.19; 販売開始まで更新 これ、この一年で出た経済学の一般本としては最もいい出来の一冊。 しかも、総選挙前というすばらしいタイミングで上梓される。 投票権のある人は、老若男女を問わずこれを読んでからどの党/候補者に入れるかを決めて欲しい。 本書「脱貧困の経済学」は、今やワーキングプアのスポークスパーソン筆頭ともなった雨宮処凛と、「ロスジェネ世代エコノミスト」のホープ、飯田泰之の対談を、きちんと一冊の本にしたもの。 目次 序章 雨宮処凛から飯田泰之への質問 「カネより人命を優先する社会を取り戻すために、経済学には何ができるのですか?」 第1章 働いても働い
比較優位(ひかくゆうい、英: comparative advantage)とは、経済学者であったデヴィッド・リカードが提唱した概念で、比較生産費説やリカード理論と呼ばれる学説・理論の柱となる、貿易理論における最も基本的な概念である。アダム・スミスが提唱した絶対優位(absolute advantage)の概念を柱とする学説・理論を修正する形で提唱された。 これは、自由貿易において各経済主体が(複数あり得る自身の優位分野の中から)自身の最も優位な分野(より機会費用の少ない、自身の利益・収益性を最大化できる財の生産)に特化・集中することで、それぞれの労働生産性が増大され、互いにより高品質の財やサービスと高い利益・収益を享受・獲得できるようになることを説明する概念である。 アダム・スミスの絶対優位は、各分野における経済主体間の単純な優劣を表現するに留まるため、自由貿易と分業の利点や実態が限定的に
失業や倒産といった暗い世相のためか、フランスでは編み物が注目をあびている。今年2月にパリで行われた「編み物見本市」(http://www.aiguille-en-fete.com)は昨年比200%を記録するほど好評。毛糸を販売する手芸屋さんも、古くさいイメージからモダンに模様替えをするところが増えていて、ファッショナブルになっている。ジュリア・ロバーツが、編み物にはまっているとのゴシップも影響しているのだろう。2004年から始まったこの見本市、今回は、200社が出展、3万人が訪れた。パリのセレクト・ショップ、コレットもウール・アンド・ザ・ギャングWool and the Gang(http://www.woolandthegang.com)というウール専門ブランドを立ち上げた。モード界の流行でもあるのだ。 編み物が流行っているのは、若い世代が、安上がりだからという理由ではなく(反対に材料費
研修資料の余白に:『はだかの王様の経済学』は戦慄すべき本である (2008/06/16, 17 日に 注 等細かい加筆, 22日にコメントなど加筆。) 山形浩生 要約:松尾『はだかの王様の経済学』は、解説されている疎外論がひがみ屋の責任転嫁論でしかないうえ、それを根拠づける「本来の姿」だの「実感」だのがあまりに恣意的で確認しようがなく、まったく使えない。そして「みんなで決め」ればすべてうまく行くというお花畑な発想は悪質なニュースピークによる詐欺であるばかりか、最後にはポル・ポトまがいの抑圧思想に直結していて戦慄させられる。 目次 序 「設備投資」は「コントロールできない」か? 疎外とはひがみ屋の天国である。 「本来の姿」ってだれが決めるの? 市場を超える「話し合い」って? 「みんな」で決めればだれも不満はない? おわりに 本稿への反応など 蛇足コメント 1. 序 松尾筺『はだかの王様の経済
2007/03/27 産業界には実践があるが科学がない、大学には科学はあるが実践がない。ソフトウェア産業界における優秀なアーキテクト不足の問題は、産業界とアカデミックな世界のギャップにある。アカデミックな世界には、複雑・高度化するソフトウェア開発で有用な先端的ツールや手法が存在しているが、実際の課題に適用した教材が不足している。一方、産業界では難度の高い新規開発課題に対して、高い品質の設計が行える優れたアーキテクトが不足している。ソフトウェア産業の国際競争力低下の背景には産学間の隔たりがある――。 こうした問題意識から、国立情報学研究所(NII)では文部科学省の支援を受け、2005年9月から教育プログラム「トップエスイー『サイエンスによる知的ものづくり教育』」を開始している。NIIのほか、NTTデータ、日立製作所、富士通総研、東芝、日本電気など11社と、大学関係者として東工大、早稲田大、東
トヨタのディーラーで新車を買ったら以下のような$1500の追加保証を勧められた。 3年の間、軽微な故障に対する修理がすべて無料になる 保証を利用しなかった場合は3年後に全額返却される 一見お得に聞こえるが、よく考えるとこれは全く得とは思われない。全額返金されるのはこの保証を全く利用しなかった場合に限るので、軽微な故障の場合はこの保証を使わず自腹で修理する可能性が高いだろう。このように保証を利用しなかった場合や全く故障がなかった場合も別にユーザが得をするわけではなく、貸してた金が無利子で返ってくるだけの話である。要するに、3年間の小さな故障の蓄積が$1500を越えた場合のみこの保証が得になるわけだが、 10年落ちのボロ車でも部品の修理に大きな金がかかることは稀であるし、トヨタの新車の部品が3年間に$1500ぶん以上故障する可能性は非常に低いため、この保証によりユーザが得をする可能性は限りなく
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