この記事はLisp Advent Calender 13日目の筈でした。 はじめに: プログラミングの楽しみ さて、Lisp処理系と呼ばれるものには様々なものが存在します。その中で、そこそこに人気のある処理系であるRacketを使って、Lispと一緒に気軽に戯れてみよう!というのが今回の趣旨です。 まず最初に、プログラミングをする上での楽しみというのは一体何でしょうか。当たるようなサービスを作る? それとも仕事で効率化するようなものを作る? それとも、様々なアルゴリズムについての洞察を得たりする? どれも、プログラミングの楽しみであるのは間違いないし、否定することはできません。しかし、プログラミングの楽しみとは、別の意味では「ゴミみたいなプログラム」を書くことではないでしょうか。つまり、「どうしようもないプログラム」を作ってゲラゲラ笑うといったことです。 例えば、とある中級者のプログラマが