評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★☆4つ半) ■読んだ理由 知り合いから、戦争もの系統でいえば、ここは自衛隊モノで限ると、有川浩さんの自衛隊三部作シリーズがいいですよ、というお薦めを頂いた。あれ、この人って、たしか、、、、『図書館戦争』の人じゃなかったけ?ということで、即全巻4冊買ってきた。そして読了。アニメを放映していたころ、1話だけ見たことがあって、そのクオリティの高さに驚いたのを覚えていたんだよね。その時は忙しくて見る余裕なかったんで、見のがしていたけど、いつか機会があったら・・と思っていたので、いい機会だった。 ■抽象的な概念を、物語にするにはどうしたらいいのだろうか? 一読して、不思議に思ったのは、これってどういうふうに「設計」されたんだろう?って不思議に思ったこと。というのは、この作品は、きわめてSF的なシミュレーションの発想で、マクロのレベルの「表現の自由」について、ビ