土佐清水市大津の廃校舎内で眠っていた明治以降の学校日誌95年分が昨夏、搬出(資料レスキュー)された。これまでの作業で、各年の主な記述をまとめた目録リストがほぼ完成し、全体像が見えてきた。記述は学校生活にとどまらず、集落の出来事、学校運営に直結する全国ニュースなど多岐にわたる。伝染病、災害、そして戦争で揺れ動いた学校と地域の軌跡が、ありありと浮かび上がる。 旧大津小は学制公布の3年後に当たる1875(明治8)年に創立された。今は廃虚同然の校舎内に、1993年の休校当時のまま資料が残されていることが判明。昨年6月、「高知県の学校資料を考える会」や市教委などが約4千点をレスキューした。
高知県高岡郡梼原町は10月27日、建築家の隈研吾さん=東京都=が設計を手掛けた図書館と福祉施設の概要を公表した。両施設は隣接しており、外壁や内装に梼原町産の杉材をふんだんに使用する。2018年春に開所する予定で、矢野富夫町長は「町が取り組む『地方で生きる仕組みづくり』の拠点施設になる」としている。 隈さんはこれまで、梼原町内で4施設を設計。今回の2施設は、梼原町中心部の旧梼原小学校の跡地に建設する。図書館は梼原町が、福祉施設は梼原町と梼原町社会福祉協議会が運営を担う。 設計によると、図書館は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約1860平方メートル。1階に住民の交流スペースやシアタールームなどを設け、2階部分に本の閲覧スペースを構える。“森の中の図書館”をイメージし、柱や壁から枝のように無数の木材が伸び、交錯する内装が特徴だ。 福祉施設は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は約2720平方メー
高知県立図書館は、雑誌も含めると75万冊程度(平成25年度末)の蔵書があります。 約4千平米の現在の県立図書館は、分館を除くと、全国の都道府県立図書館最低で、もともと30~33万冊程度収容のものとして設計されています。 2倍以上の蔵書があるため、本来は書庫でないところも転用して書庫にしています。さらに転用するところもなくなったため、休校になった高校校舎にも保管しています(これについては遠方のため、出し入れに1週間ほど期間が必要でご迷惑をおかけしています)。 高知市と合築になる新図書館は、最大収容能力(完全に詰め込んだ場合)205万冊程度(実際に運用できる限界は180~190万冊程度)です。現在の高知市民図書館蔵書も合わせると開館時は140万冊以上になると考えられます。 現在の県立図書館では、書庫が次のとおりあります。 これは、1階のもと集会室だったところの書庫です。本が増えたため可動式(手
高知のニュース 香美市 IT・デジタル・ネット 経済・産業 眠った小銭を地域マネーに 硬貨で「カミカ」にチャージ 高知県香美市 200人が計382万円を入金 2024.01.19 19:40
地震や津波の記録を伝える県内の碑や石仏を紹介する企画展「命の碑―土佐の地震・津波碑―」が27日、南国市岡豊町八幡の高知県立歴史民俗資料館で始まる。 24点の碑文には、江戸時代に起きた南海地震などの揺れや津波の様子が克明に刻まれているほか、「火を消して家を出ること」「百四十から百五十年後まで用心すべし」といった警鐘も込められている。6月30日まで。 展示されているのは、東は香南市、西は宿毛市の範囲にある碑と石仏24基の写真や拓本、原寸大レプリカで、ほとんどは江戸時代に発生した宝永南海地震(1707年)、安政南海地震(1854年)にまつわるもの。 このうち安政は、東海地震の1日後に発生しており、飛鳥神社(香南市)の碑では、東海地震の日に「潮が十間(約20メートル)差し引きし、手結港も干上がり鰻がとれた」などの異変を記録。「入野賀茂神社安政津波碑」(黒潮町)は「潮が波打ち際に流れあふれ、人々
高松市が昨年2月にインターネットで予約した本を図書館外の店舗で受け取れるサービスを始め、1年を迎えた今も1日平均140件の利用がある好調ぶりだ。受け取り先がコンビニからクリーニング店などに変わるなど変更はあったが利用は着実に広がり、図書館の担当者は「開館時間の延長以上に利用拡大に効果があった」と喜んでいる。 高松市藤塚町のスーパーに併設されたクリーニング店「白洋舎コープ栗林店」。昼過ぎに到着した軽ワゴン車からコンテナが次々に運び込まれた。「よろしくお願いします」と図書館職員はあいさつを交わし、コンテナを持ち込んだのは店内の奥。そこの本棚に並べ始めると、みるみる一杯になった。 この店は、今年1月4日から予約図書の受け取り先になっている。女性店員(49)は「1日30~40人は来ます。こんなに本を借りている人がいるんだ」と驚いていた。本を受け取りに来た同市松島町の河合秀紀さん(63)は「近くの図
文政11年(1828)7月2日、風雨、水層25尺。(「伊予風水害小史(大洲藩譜)」による)/7月2日、肱川で出水、大洲で23尺4寸。(「大洲警察署記録」による) 続きを読む
社団法人・四国建設弘済会(高松市)は20日から、7世紀以降に四国で発生した地震・津波被害をデーターベース化した「四国災害アーカイブス」(http://www.shikoku‐saigai.com/)を、インターネットで公開する。一般向けとしては全国初という。2014年4月までに風水害や土砂災害など9種類の災害情報を網羅し、自治体の防災対策や地域での防災教育の資料として活用してもらう。 弘済会が調べた学術資料や、四国の全自治体から集めた郷土史、古文書など1072点の情報を集約。市町村別に津波・地震による被害の概要を200字程度にまとめ、地図も添えた。 「地大いに震い、温泉(道後)陥没す」との記録が残る605年(推古天皇13年)の地震記録から、2010年のチリ中部地震津波まで38地震・津波を掲載。市町村、年代別に検索することができる。 監修した村上仁士・徳島大名誉教授は「過去の災害に学ぶツール
四国で発生の被害データ ネット公開 社団法人・四国建設弘済会(高松市)は17日、7世紀以降に四国で発生した地震・津波被害をデーターベース化した「四国災害アーカイブス」(http://www.shikoku‐saigai.com/)を20日にインターネットで公開すると発表した。一般向けとしては全国初という。2014年4月までに風水害や土砂災害など全9種類の災害情報を網羅し、自治体の防災対策や、地域での防災教育の資料として活用してもらう。 アーカイブスは、弘済会が調べた学術資料や、四国内の全自治体に協力を仰いで集めた郷土史や古文書など計1072点の情報を集約。市町村別に津波・地震による被害の概要を200字程度にまとめ、地図も添えた。 「地大いに震い、温泉(道後)陥没す」との記録が残る605年(推古天皇13年)の地震記録から、2010年のチリ中部地震津波まで38地震・津波を掲載。市町村、年代別に
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