私設図書館26年、活動に幕 当別 (03/13 16:00) 26年間の歴史に幕を下ろす「当別こども図書館」と堀江三千代代表 【当別】町内の子どもたちに本と触れ合う機会を提供し続けてきた私設の「当別こども図書館」(緑町)が13日、26年の歴史に幕を下ろす。「子どもたちに読み継がせたい本を」と、母親らが愛情を込めて1冊ずつ本を集めてきた手づくりの小さな図書館。利用者が減り、役目を終える。 同館は1987年、当時子育て中だった堀江三千代代表(60)ら母親11人が中心となり、堀江代表の築130年の生家に開設。その後、床を直したり、壁を壊して部屋広くするなどリフォームを重ね、22畳のスペースに絵本など2900冊が並んでいる。現在は母親3人がボランティアとして運営を支えている。 開館するのは毎週水曜午後1時~4時。かつては30~40人ほどが来館し、本の返却で列ができるほどだった。現在は2~3人ほどし