道南最大の蔵書がある函館市中央図書館(五稜郭町)は2005年の開館以来、約300人の市民ボランティアが運営を支えている。その役割は郷土資料の整理から花壇の手入れまで多岐にわたり、多くの絵本読み聞かせ...
KKB48「借りて」「くれなかった」本48冊 清里町図書館フェア (03/13 16:00) 誰にも借りられなかった本を集めたフェア 【清里】町図書館(羽衣町)で、昨年購入したものの誰にも借りられなかった本48冊を集めたフェアが開かれている。図書館は「借りられなかったけど、面白い本ばかり。ぜひ最初の読者になって」と利用を呼び掛けている。 国際基督教大(東京都)の図書館で同様のフェアが昨年行われて話題になったのを担当者が知り、発案した。町図書館に入る新しい本は年間約3千冊だが、そのうち貸し出し回数が1年で0回の本は約300冊に及ぶ。納品直後は館内で1番目立つ新着書棚で紹介されるが、3カ月後には分類ごとの棚に移され、多くの図書に埋もれてしまうという。 今回は昨年1月から11月に購入したが誰も借りなかった本の中から48冊を選抜し、「借りてくれなかった本(KKB48)」と題して特集している。世界の
私設図書館26年、活動に幕 当別 (03/13 16:00) 26年間の歴史に幕を下ろす「当別こども図書館」と堀江三千代代表 【当別】町内の子どもたちに本と触れ合う機会を提供し続けてきた私設の「当別こども図書館」(緑町)が13日、26年の歴史に幕を下ろす。「子どもたちに読み継がせたい本を」と、母親らが愛情を込めて1冊ずつ本を集めてきた手づくりの小さな図書館。利用者が減り、役目を終える。 同館は1987年、当時子育て中だった堀江三千代代表(60)ら母親11人が中心となり、堀江代表の築130年の生家に開設。その後、床を直したり、壁を壊して部屋広くするなどリフォームを重ね、22畳のスペースに絵本など2900冊が並んでいる。現在は母親3人がボランティアとして運営を支えている。 開館するのは毎週水曜午後1時~4時。かつては30~40人ほどが来館し、本の返却で列ができるほどだった。現在は2~3人ほどし
旧図書館を書庫に再活用 函館 (03/02 16:00) 書庫としての再活用が決まった旧市立函館図書館 【函館】函館市は、2005年から使われていない青柳町の旧市立函館図書館を、新年度から書庫として再活用する方針を決めた。貴重な昭和初期のコンクリート造りの建物を保存するため、外装や防水工事に3400万円を新年度予算案に計上し、今夏にも着工する。 同図書館は1916年(大正5年)に書庫棟、27年(昭和2年)に本館、63年(同38年)に閲覧室が完成。いずれも鉄筋コンクリート造りで、書庫棟の設計は東京駅を設計した建築家辰野金吾が行った。本館は函館の防火建築に貢献した建築家小南武一が設計。左右対称の洋風のデザインが特徴で、34年(昭和9年)の函館大火を生き抜いた。2005年に函館市中央図書館(五稜郭町)の開館とともに閉館した。 市教委は09年に耐震診断を行い、市民らでつくる旧市立函館図書館活用検討
古文書相談に応じます 石狩市民図書館 地域資料発掘狙い (01/30 16:00) 古文書相談を受け付ける石狩市民図書館のカウンター 【石狩】市民図書館は29日、古い手紙や証文などの資料を調べ、所有者に内容を伝える古文書相談を始めた。利用者サービス向上の一環で、石狩の地域資料を掘り起こす狙いもある。 古文書の定義は厳格には設けず、掛け軸や家系図なども扱う。資料を預かり、市の学芸員や石狩市郷土研究会が調べた後で返却する。担当者は「鑑定するわけではなく、資料の概要を知らせるのが目的」と強調する。 図書館には年に数回、利用者から古い文書が持ち込まれていた。石狩の歴史を伝える資料が発見される例もあり、古文書相談の実施に踏み切った。 図書館は地域で発行されたパンフレットや地図などの資料約2万6千点を保存する。担当者は「価値のある資料が家庭に眠っている可能性がある。内容が分からないまま捨てられては困る
函館の今昔 風景見比べて 市中央図書館 田本研造写真展 (12/04 16:00) 1834年に田本によって撮影された函館山のパノラマと現代のパノラマの対比が存在感を放つ写真展 幕末から明治期に函館で活躍した写真師・田本研造(1832~1912年)の没後100年を記念した写真展「時代ヲ旅スル写真館~150年後の田本アルバム」が、函館市中央図書館(五稜郭町)で開かれている。 幕末に函館で写真を学んだ田本は、明治初期に開拓使の依頼で札幌や室蘭、根室など全道を歩き、開拓の様子を撮影した。それらの写真を収めた同図書館に所蔵されている「田本アルバム」の中から展示用に30枚を抜粋。すべての写真には、函館の写真家、谷杉アキラさん(44)が同じ場所から写した現代の風景写真が添えられ、当時と比較しながら鑑賞できる。 同図書館の主査榎本伸一さんは「パノラマ写真の対比では当時の和洋折衷の建物、函館山の緑化の変化
本の宅配 図書館が試行 恵庭 (08/21 16:00) 本の宅配サービスをPRするポスター 【恵庭】市立図書館(恵み野西5)は、高齢者や障害者を対象に、借りたい本を宅配するサービスを31日まで試行的に行っている。図書館に通うのが難しい市民の読書環境の向上を目指して、今冬に本格導入する。 宅配サービスは、65歳以上か、障害のある市民が対象で、図書館の利用者登録が必要。希望者は図書館((電)37・2181)に電話し、図書館職員が本を手配し郵送。読み終えた利用者は、日本郵便恵庭支店((電)33・2710)に連絡すると、同支店の従業員が自宅に本を回収に来る。 貸し出しは5冊(重さ3キログラム以下)まで。貸出期間は通常2週間だが、宅配の場合は郵送期間を考慮し、3週間とする。 宅配サービスのニーズを把握する試行実施は昨年度に続き2度目で、今回は8月の1カ月間。31日までに本を借りれば、返却は9月でも
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