内容説明 電子ペーパーの時代を迎えた今、近代以降の礎となったアナログの世界、すなわち「グーテンベルクの時代」とそれを包括する「紙の時代」を新たに検証。文学・史料の援用をまじえながら、物質/情報両面の媒体たる紙を論じる。 著者紹介 〈ローター・ミュラー〉1954年生まれ。作家、ジャーナリスト。『南ドイツ新聞』学芸欄編集、フンボルト大学客員教授。文芸評論でアルフレート・ケル賞、評論・エッセイでヨハン・ハインリヒ・メルク賞を受賞。 書評
本文校正紙が責了になると、次に白焼きが出てきます。 昔は青焼きといっていたやつです。 今では、フィルムを出さずにデータをダイレクトに面付けした 白焼きを確認するのが、最終チェック段階となっています。 なぜだか、白焼きになって初めて気づくことがあるのよね。 おやおや? 本文が、意味なく5頁起こしになってるわ・・・とか。 あららら? 目次と本文頁が違ってるわ・・・とか。 そもそも、このレイアウトおかしくない? とか。 すさまじい誤変換を見逃していたわ・・・とか。 その白焼きに最後のチャンスとばかりに赤入れをして、ほんとのほんとの責了。 もうその翌日から印刷が始まります。 その3~4日後に、「刷り取り」または「一部抜き」と言われるものが出ています。 印刷現場から、実際に印刷した台(16頁ごと)を一部ずつぬいてきて 「ほれほれ、もう刷っちゃてるもんねー。これでいいんだよねー」 と、事実をたたきつけ
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