北海道鉄道博物館に展示されたディーゼル機関車を見る家族連れ=函館市若松町 JR函館駅前の和光ビル6階で営業している「北海道鉄道博物館」が同ビルの建て替えに伴い、16日で閉館する。 博物館は、全国に鉄道グッズショップなどを展開するカラマツトレイン(札幌)が2010年4月に開設した。ディーゼル機関車の前面、列車のヘッドマーク、旧朱鞠内駅をイメージした駅執務室の再現、青函連絡船に関する資料など約300点が展示されている。鉄道グッズなどの売店も併設する。 有料だった同鉄道博物館は閉館を前に9月1日から無料で開放中で、最終日の開館時間は午前10時〜午後7時。移転先は決まっていない。浅香政晴館長は「道内の自治体などから打診はありますが、話はまとまっていません。展示品は道内の倉庫に保存しますが、いずれ復活すると信じています」と話している。 最新トップニュース