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ブックマーク / nichibi.webshogakukan.com (5)

  • 江戸初期土佐派研究の宝庫 - 萬美術屋 安村敏信の私的日本美術

    このところ、「大江山酒呑童子絵巻(おおえやましゅてんどうじえまき)」の江戸初期の未公開作品を見たり、屏風に描かれた作品を見たりしてこの物語絵に関心が高まっていた。そうした中で、東京・青山の根津美術館のコレクション展「物語をえがく―王朝文学からお伽草紙まで―」(12月23日まで)のチラシを見ていたら、伝狩野山楽(かのう・さんらく)筆「酒呑童子絵巻」の画像が出ていたので出かけてみた。 会場へ入って最初の白描(はくびょう/描線を主体として墨一色で描く技法)による「伊勢物語図屏風」(8曲1隻)を見るなり、酒呑童子はどうでもよくなった。この作品、まさに江戸初期の土佐派か住吉派によって描かれたものに違いないのだが、さて、誰が描いたかということになると見当がつかない。土佐光起(とさ・みつおき)ではなさそうだが、住吉如慶(すみよし・じょけい/土佐派から離れ住吉派を起こした、やまと絵師人とも判断できない

    江戸初期土佐派研究の宝庫 - 萬美術屋 安村敏信の私的日本美術
    stkysm
    stkysm 2015/12/11
    根津美術館で12/23まで開催しているコレクション展「物語をえがく―王朝文学からお伽草紙まで―」のレビュー。行きたい…
  • 浪華の畸人(きじん) - 萬美術屋 安村敏信の私的日本美術

    大阪市立美術館で開催された「近世の大坂画壇」展(1981年)は、大坂画人を見直す重要な契機となった展覧会だった。当時の図録の書き込みを見ると、未だ学生の私は、大岡春卜(おおおか・しゅんぼく)の「羅漢(らかん)図襖絵」(京都・衡梅院〔こうばいいん〕)の羅漢の大胆な衣紋描写に感心したり、吉村周圭(よしむら・しゅうけい)の「群鶴図襖絵」(京都・佛光寺)の鶴の群れる姿に、葛飾北斎の「鶴図屏風」(神奈川・氏家浮世絵コレクション)を思い出してはニンマリしていたようだ。今から思えば両者の形に何の共通性もないのだが...。 ところで、この時出ていた林閬苑(はやし・ろうえん)の「仙人図」双幅の後向きに坐る人物描写の面白さに興味を持ったものか、その後この絵師に関心を持つようになり、売立目録などを注意して見るようになった。 やがて、関西大学が大坂画壇の絵師を精力的にコレクションするようになり、その成果も含めて大

    浪華の畸人(きじん) - 萬美術屋 安村敏信の私的日本美術
    stkysm
    stkysm 2015/09/20
    千葉市美術館で10/18まで
  • 「青い日記帳」開設から10年、訪れた展覧会の数は3000以上、カリスマ美術ブロガーTakさんインタビュー(1) - 青い日記帳 出前ブログ

    ――美術ブログ「青い日記帳」は、開設から今年で10年を迎えました。主催者Tak(タケ)さんは、毎日欠かさず記事をアップし(単純計算でも3650!)、少なくとも3000以上の展覧会をご覧になっています。日々の仕事を抱えながら、そこまでできるエネルギーはどこからくるのでしょうか。今回は『日美術全集』編集部がTakさんに、お話を伺ってきました。 ――展覧会めぐりは子どもの頃からなさっているのですか? Tak:自分で美術館や博物館に行くようになったのは、大学生になってからのことですね。小さいときは行かなかったです。虫取りをしたり、野球を見たり、普通の男の子でした。美術とは遠い世界にいたかもしれませんね。 ――画集が家にあるような環境だったのでしょうか。 Tak:父が出版関係の仕事に携わっていたので、いろんなが常に家の中にありました。毎週日曜日はお昼ごろまで父と図書館にいて、日そばをべて帰

    「青い日記帳」開設から10年、訪れた展覧会の数は3000以上、カリスマ美術ブロガーTakさんインタビュー(1) - 青い日記帳 出前ブログ
    stkysm
    stkysm 2014/07/30
    あこがれます
  • 真贋のはざま - 萬美術屋 安村敏信の私的日本美術

    stkysm
    stkysm 2014/05/22
  • 権威の一言は強し - 萬美術屋 安村敏信の私的日本美術

    stkysm
    stkysm 2014/03/31
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