「鶴舞う形の~」と聞いて即座に「群馬県」!と答えられた方、きっと幼少の頃を群馬県で過ごされた、もしくは現在でも生活されている人ですね。群馬県には「上毛かるた」という郷土かるたが存在します。上毛かるたは、群馬が生んだ偉人や名品、歴史を紹介すべく1974年に作られた郷土かるたの草分け的存在です。長野県で育った者なら、全員が「信濃の国」を歌えるのと同じように、群馬県民でこのかるたのことを知らない人はいないほどメジャーなものです。 現代作家の山口晃さんの画業を振り返る、群馬県立館林美術館で開催中の「山口晃展 画業ほぼ総覧-お絵かきから現在まで」(2014年1月13日まで)でも、この上毛かるたを用いた新作が出ています。山口晃さん(1969~)は3歳から高校卒業まで群馬県桐生市で過ごしました。毎年冬になると子ども会主催で上毛かるた大会が催されます(何と驚くべきことに県大会まで開催されています)。群馬県
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