28日午後1時40分ごろ、九州自動車道の八幡IC(北九州市八幡西区)付近の上り線を自転車で走っている人がいる、と110番があった。西日本高速道路の巡回車が、ICから約1.5キロの地点で自転車をこぐ男性を発見。男性は近くの小倉南IC(同市小倉南区)まで自転車ごと車で連れられ、福岡県警高速道路交通警察隊の厳重注意を受けた。男性にけがはなかった。 高速隊によると、男性は佐賀県在住の大学2年生。友人宅に向かうため佐賀を出発し、27日は福岡市に宿泊した。28日に友人のいる小倉へ向かいサイクリングをしていたが、八幡ICに接続する国道200号を走っていたところ、IC入り口の発券所脇の歩道を通って誤って九州道に進入したらしい。通行する車が驚いて通報した。 男性は「全然気付かなかった」と反省しきりだったという。高速隊は「本当に危険。脇目もふらずにこいでいたとしても、十分注意してほしい」とおかんむりだった。【