JR東海は、東海道新幹線の車内でのウェブ会議などに使える「ビジネスブース」を5月9日から試験導入する。 7・8号車間のデッキに設けた約2平米の個室に、テーブルと椅子2脚、コンセントを設置した。個室空間で周囲を気にせずにウェブ会議や打ち合わせなどができる。1組2名まで入室でき、1回の利用時間は30分以内。料金は無料。利用者がいない場合はそのまま入室でき、すでに利用者がいる場合は案内リーフレットに記載されたQRコードから予約できる。案内リーフレットは7号車のシートポケットに搭載されるため、基本的には7号車の乗客が利用対象となる。なお、7号車は「のぞみ」ではビジネス客向けの「S Work車両」として運用されている。 ブースは3月12日までは喫煙ルームとして使用されていた場所で、浜松工場で約4日かけて改造した。窓の高さに合わせてテーブルは高めに備え付け、それに合わせて椅子はハイチェアを用意。立ちな