大阪市の吉村洋文市長が8月2日、今後「学力テストの結果を教員の給与に反映させる」という制度案を出し、賛否両論が起こっている。全国学力テストの結果が政令指定都市の中で2年連続最下位だったことを憂慮した発言だ。 8月13日放送の「バラいろダンディ」では、経済評論家の勝間和代さんがこの件に関し、 「アメリカでまったく同じことをしてみたところ、大失敗している」 と解説した。(文:okei) アメリカでは、テストの時間を延ばしたり回答を書き換えたり… 公式サイトをキャプチャ 番組は産経ニュースの記事を採りあげ、吉村市長の「教員はぬるま湯に漬かっている。結果に対し責任を負う制度に変える」との発言に、賛否両論が出ていることを伝えた。 この案に対して勝間さんは、「2000年の初め頃にアメリカでまったく同じことをやってみたんですよ」と解説する。カルフォルニア州やシカゴで、教員の成績をテストによって上下させた