アップルが薄型・軽量のモバイルPC「MacBook Air」に、自社設計のSoCであるApple M2を載せて、約14年半ぶりにデザインなどを刷新した新モデルを7月15日に発売する。今回、筆者はエンターテインメントPCとしての本機のインプレッションを深掘りしてみた。 もっと「Air」になっていた 新しいMacBook Airを手に取ってすぐに「薄ッ!軽ッ!」と思わず叫んだ。 WWDCの現地取材では、実機をM1搭載機と比べながら手に持つ機会がなかった。いま両方のモデルを揃えて比較すると、現行のM1搭載機が厚ぼったく感じられてしまうくらいに新しいAirは薄い。もう長くメインマシンはMacBook Airひと筋としてきた筆者でさえ「もっとAirになっていたAir」の軽快さに腰を抜かした。