2011年10月23日09:30 『秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男』 カテゴリ映画の感想3 indoeigatushin Comment(8) 第12回NHKアジア・フィルム・フェスティバル上映作品。 初日最終回の上映だったが、まずまずの入り。1日で全4作品観たという人もちらほらいるようだった。 マラヤーラム語映画史上2番目の巨額を投じて作られた、サントーシュ・シヴァン監督の2011年公開作品。2年前にこのフィルム・フェスティバルで上映された「タハーン」の監督である。 インドの香辛料にまつわる利権を得ようとして攻め入ってくるバスコ・ダ・ガマの一群に両親を奪われた主人公が敵をうち、自分の土地ケララを守るために戦う物語。歴史に詳しくない私などはバスコ・ダ・ガマと言えばインドを発見した冒険家くらいの認識しかなかったが、そんな歴史上の人物をインドの侵略者として悪役に仕立てて描いたところが面