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economyに関するtopo-gigioのブックマーク (14)

  • 新たな「失われた10年」が始まる - 池田信夫 blog

    トヨタが半世紀ぶりの赤字に転落する見通しになった。これはさほど驚くにはあたらないが、問題はトヨタやソニーがこけると、日経済全体が沈没する産業構造だ。つまり現状は一時的な景気後退ではなく、1990年と似た輸出バブルの崩壊が起こったと考えたほうがいい。利下げは、そのショックを緩和する「痛み止め」の意味はあるが、いくら麻酔を打っても病気は治らない。 輸出産業の大幅な業績下方修正は、長期的な水準からの一時的な乖離ではなく、むしろ為替が均衡レートに戻り、アメリカの消費バブルが剥げ落ちて、これまで上方に乖離していた業績が長期トレンドに水準訂正されたと考えたほうがいい。したがって今後の不況は、残念ながら麻生首相のいう「全治3年」といった短期的なものではなく、90年代のような「失われた10年」がまた始まるおそれが強い。 ただ今回の長期不況が90年代と違うのは、金融システムはあまりいたんでいないことだ

  • トピックス

    2008_こんな文章をプリントメディアで発表しました・・世界選抜クラブ(経済主導サッカー)の功罪・・(2008年12月8日、月曜日) またまた、唐突ですが・・ 今週の木曜日(12月11日)にスタートする、2008クラブワールドカップ(CWC)にタイミングを合わせ、連載している「商工ジャーナル」に、下記のような文章を発表したので、メモ倉庫である私のHPにも載せておくことにしました。 テーマは、世界選抜クラブ(経済主導サッカー)の功罪ってなところですかネ。 ============ 今年も、国際サッカー連盟(FIFA)主催のクラブワールドカップ(CWC)が日で開催される。その目玉は、何といっても、世界のスター軍団マンチェスター・ユナイテッド。歴史や実力だけではなく、財政規模でも世界のビッグクラブを代表する存在だ。 今回は、「経済主導」の傾向が強まっている欧州プロサッカーが、ビッグクラブを中心

  • 人間を幸福にしない日本というシステム 読了 - fuzzy Weblog@hatena (更新終了)

    『人間を幸福にしない日というシステム』カレル ヴァン・ウォルフレン著、鈴木主税訳を読み終わりました。 このが出版当時(1994年)話題になっていたことを確かに覚えています。SPA!〜SAPIOで小林よしのり氏が活躍していた頃。でもこのは読まなかったなあ。 日政治・行政・企業の戦略上や運営上の問題については、『失敗の質』でも説明されていましたが、このでは戦前・戦後の日の組織について深く踏み込んだ説明がなされています。 このの中で重要なキーワード。 「市民としての立場(シチズンシップ)」 「偽りの現実(false reality)」 事実は逆だ。日の経済は、今世紀の最初の三十年間のほうが、今日よりも自由放任主義によっていて、企業化精神に富み、外国にたいして開放的で、市場の動きにまかされていた。このように比較的自由だった日の経済システムは、一九三二年の「資逃避防止法」と一

    人間を幸福にしない日本というシステム 読了 - fuzzy Weblog@hatena (更新終了)
  • 池田信夫が語る、「ムーアの法則」と日本の経済(後編) (3/4)

    米国で著作権の期間が延長されているのは、ディズニーのミッキーマウスが最初に登場した映画が元になっていると言われます。でも流通業者の利益は、来守っちゃいけないんです。独占禁止法違反になるはずなんです。でも著作権とか商標権は独占禁止法の例外事項になっています。さらに著作権は、憲法21条の「表現の自由」の例外事項にもなっています。 表現の自由は「憲法で保証された権利」、著作権は「経済的な権利」。どちらが強いかというと、結局は声の大きい方が勝って、表現の自由が侵害されています。 日はコンテンツ大国だからコンテンツで収益を上げようとしてますが、日のキャラクターが世界中に知られたのは、合法的に輸出されたものからではないんです。例えば、YouTubeで「ポケモン」と検索すると18万件出てきます。最初から高い値段で売ろうとしても無理ですが、どんな形でも、キャラクターが世界中で知られて親しまれると「商

    池田信夫が語る、「ムーアの法則」と日本の経済(後編) (3/4)
  • 日本のITは20年間進化していない──野口悠紀雄が語る (1/6)

    の電子政府は北朝鮮以下──そんな衝撃的な調査を米ブラウン大学がまとめた。1980年代に世界を席巻した日が、なぜ停滞しているのか。 経済学者の野口悠紀雄は「ITは日にとって不利な技術変化だ」と断言する。下克上を生むITは、質的に日の社会構造にそぐわないのだろうか? ここでは近著「ジェネラルパーパス・テクノロジー」(アスキー新書)で同氏が展開している議論を紹介しながら、さまよう日政府や企業の行く末について考える。 野口 日経済の状況は、かなり深刻です。昨年の夏から、株価も大きく下落しています。長期的にみても、1990年代以降、日の経済はまったく状況が良くない。その原因としてさまざまなことが言われていますが、技術の問題、とくにITの問題が大変重要だと思います。簡単にいえば、ITという新しい技術体系に日の社会全体が対応していないということです。そうしたことを以前から考えていまし

    日本のITは20年間進化していない──野口悠紀雄が語る (1/6)
    topo-gigio
    topo-gigio 2008/07/17
    中篇への展開に期待
  • 今日の「クローズアップ現代」 - 空想書店 書肆紅屋

    午後7時30分から約30分間渡って放送された、NHK総合「クローズアップ現代」。特集が「ランキング依存が止まらない〜出版不況の裏側〜」だったので見ることにした。出演は、国谷裕子キャスターとフリー編集者の仲俣暁生氏。 見逃してしまった方のために番組内容を振り返ると、まず去年の出版社の倒産件数が、この10年でもっとも多い66社あり、今年に入っても草思社の経営破綻が起き、出版不況の深刻さを強調。草思社については、工夫して書名をつけることが他社に真似されるようになったこと、書籍の刊行点数がこの10年で20%増えて、1日220点発売されることなどによって、時間を掛けてを販売するスタイルが通用しなくなったことが原因として挙げられていた。 また書店でも、店員の目利きによる選書から、POSシステムによる端末を使って、取次の調査による売れ行き順位5000位以内の書籍を店頭に置くようになり、入荷したを平台

  • アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話

    先週は、アメリカ金融界が上を下への大混乱であった。私の感想は 1.すごい瞬発力 2.アメリカの金融コミュニティは心臓に毛が生えている 3月11日火曜から16日日曜にかけてはくるくるとめまぐるしく状況が変化(ここが瞬発力)、16日以降は、その変化のさらに裏をかこうとする人たちの躍進(ここが心臓に毛)が目立ったのでした。 1.まず瞬発力の一週間 こちらのWall Street Journalの記事によくまとまっています。さすがWSJですな。要約するとこんな感じ。 11日火曜:投資銀行への政府緊急融資2千億ドル(20兆円)を決定。これで一息、と思いきや、サブプライムでヤバイ橋をたくさん渡った全米第五位の投資銀行、Bear Stearnsの信用不安が広がる (でも、Bear Stearns側は、「割とよかった今期の業績」の発表間近、と結構うきうきしており、信用不安の噂はBearの株をショートしてい

    アメリカの金融界は心臓に毛が生えているという話
  • Free - 池田信夫 blog

    クリス・アンダーソンの新著"Free"のプレビューがWiredの最新号に出ている。基的な考え方は、前に紹介した「過剰の経済学」をくわしく展開したものだ。彼によれば、"free"には6つの類型がある:Freemium:基サービスは無料としてプレミアムで課金する 広告:ウェブ上の評判(ページランク)を売る 内部補填:携帯端末を「0円」で売って通話料で回収する 共有:P2Pのように原価が無料のものをシェアする 協働:DiggやYahoo Answersのように互いに労働を提供する 贈与:オープンソースのように無料で与えて名声を得るすべての基礎にあるのが、「価格は限界費用と均等化する」という経済学の原理である。ムーアの法則によって計算資源の価格が極小化したサイバースペースでは、情報の限界費用(複製費用)はゼロだから、その価格も遅かれ早かれゼロになる。競争が働く限り、それを避けることは

  • Chris Andersonの"Free"と、Kevin Kellyの"Better Than Free"の記事を読んで - keitabando's blog

    http://www.wired.com/techbiz/it/magazine/16-03/ff_free?currentPage=1:image=http://www.wired.com/images/article/magazine/1603/ff_free1_f.jpg Free! Why $0.00 Is the Future of Business ベストセラー"Longtail"の著者、Chris Anderson氏の新著"Free"プレビューがWired誌に掲載され、日語要約があがっています。 B3 Annex: Longtail著者の新作"Free"、Wired誌に先行登場! 6つの無料ビジネスモデルとは? ロングテールの次の流行ワードは「Free」?|株式会社スパイスボックス|Blog …彼によれば、"free"には6つの類型がある: 1. Freemium:基サー

    Chris Andersonの"Free"と、Kevin Kellyの"Better Than Free"の記事を読んで - keitabando's blog
  • 2008/03/13 無料経済=お金が買える経済 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    七左衛門のメモ帳: 無料より優れたもの Kevin Kelly による "Better Than Free" の翻訳が大評判になっているようです。これとともに要注目だと思うのが、Chris AndersonのFree! Why $0.00 Is the Future of Businessです。 こちらはまだ全訳は無いようですが、次の二つのブログでだいたいの内容はわかると思います。 B3 Annex: Longtail著者の新作"Free"、Wired誌に先行登場! 6つの無料ビジネスモデルとは? ロングテールの次の流行ワードは「Free」?|株式会社スパイスボックス|Blog そして、私が最も重要だと思ったのはここです。 The "attention economy" and "reputation economy" are too fuzzy to merit an academic

    2008/03/13 無料経済=お金が買える経済 - アンカテ(Uncategorizable Blog)
  • Longtail著者の新作"Free"、Wired誌に先行登場! 6つの無料ビジネスモデルとは?

    ベストセラー"Longtail"の著者、Chris Anderson氏の次回作が"Free"というタイトルになることはB3 Annexでも昨年伝えているが、Wired誌の3月号では、"Free! Why $0.00 Is the Future of Business"と題された、 Chris Anderson氏による長文記事が掲載されている。書籍として発売される前に、Wired誌に先行掲載された形になっている。 記事は、髭剃りの体(無料)と替刃(有料)のビジネスモデルを生み出したKing Gillette氏から始まっている。 発明家だったKing Gillette氏は、髭剃りシステムを思いつくも、1903年当初は、体51個、替刃168枚しか売れなかったという。 その後の20年をかけて、Gillette氏はあらゆるマーケティング手法を活用し、自身の顔をパッケージに印刷したり、軍隊に格安で

    Longtail著者の新作"Free"、Wired誌に先行登場! 6つの無料ビジネスモデルとは?
  • ニコニコ動画は新しい経済圏の最先端を行っているのかもしれない - nagaimichikoの日記

    米Wired誌の3月号を読んだ。 っていっても読んだのは、Chris Anderson(クリス・アンダーソン、「ロングテール」という言葉の生みの親で、Wiredの編集長でもある)のコラム「Free!」だけだけど。 文の内容は以下のブログに簡潔にまとまっているのでそちらを参照してください。 B3 Annex: Longtail著者の新作"Free"、Wired誌に先行登場! 6つの無料ビジネスモデルとは? この6つの分類だけでも、なるほどなーと思える。 ただ、私が注目したのは、このブログには書かれていない、この後に書かれた部分。雑誌で言うなら194ページ目、あとがきのように書かれたところ。 Chris Andersonは「externalities」という概念を紹介する。それは「世界で求められているのは、お金だけではない」ということ。 その最たるものは人の時間と尊敬だ。この2つの要素がどん

    ニコニコ動画は新しい経済圏の最先端を行っているのかもしれない - nagaimichikoの日記
  • 撤退のテクノロジー - 池田信夫 blog

    今週の「サイバーリバタリアン」のテーマは、東芝の次世代DVDからの撤退だ。新事業に参入する判断は楽だが、撤退する判断はむずかしい。特にJensenが指摘したように、1980年代以降の情報革命で、技術の陳腐化のスピードが上がったため、大企業にとっては新たにプロジェクトを起すより赤字のプロジェクトから撤退するほうが利益に貢献するようになった。 こうした撤退をうながす金融技術が企業買収だが、これを「アングロサクソン資主義は日の風土に合わない」などと否定するのはまちがいだ。1970年代までは、アメリカの企業も「総合コングロマリット」として非効率な多角化を進めていた。これを解体・再編するテクノロジーとしてLBOが登場したのである。ただ究極の圧力は最終財市場で製品が売れなくなることで、今回の東芝のように勝敗がはっきりすれば、撤退も容易になる。 いずれにせよ、撤退の判断でもっとも重要なのはスピー

    topo-gigio
    topo-gigio 2008/02/20
    「撤退が早すぎて失敗したという事例はほとんどない」ふむ。「反面教師としての日本」されてる当の本人はそのことに気付いているのだろうか
  • ムーアの法則の歴史的帰結 - 池田信夫 blog

    私の新著は、まだ屋には並んでいないが、アマゾンで先行発売されたようだ。さっそくDankogai氏からTBがついているので、少し補足しておこう。 ムーアの法則による「コスト低下のスピードが遅くなっている」という実感は、彼のようにサイバースペースのど真ん中で仕事をしている人には当然だろう。問題はむしろ、「こちら側」ですらなく、情報産業の「外側」にいる大多数の人々に及ぼす影響だ。拙著(p.93〜)でも書いたように、コンピュータは電力のような汎用技術なので、それを利用した応用技術が発達しないと、真のインパクトは見えてこない。アメリカで最初の発電所ができたのは1870年代だが、電力使用量が蒸気機関を上回ったのはその50年後である。 コンピュータの場合、集積回路の発明された1960年から数えても50年たっておらず、すべてのの情報のうちデジタル化されたのは5%にすぎない。狭義の情報産業を超えた影

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