印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 電機大手8社の2013年度第1四半期(4~6月)の連結業績が出そろった。各社の業績を見ると、2012年度までの暗闇の中の状況から、わずかながらも明るい陽射しが射し始めたと言っていいだろう。 日立製作所、パナソニック、ソニー、東芝、富士通、三菱電機、NEC、シャープの電気大手8社の合計は、売上高が前年同期比5.7%増の10兆926億円、営業利益は前年同期の4.6倍となる1727億円、当期純利益は1681億円の赤字から914億円の黒字へと転換した。 売上高では、日立製作所を除く7社が前年実績を上回る結果。営業損益ではパナソニック、ソニー、東芝が前年同期比増収。シャープも黒字転換して、3四半期連続での黒字を達成している。赤字が残ったのは富士通