KDDIの通信障害が止まらない。 昨年12月31日に最大180万人が影響するトラブルを起こして以降、年が明けてすぐの1月2日には175万人、4月15日からはiOSデバイスでメールの送受信が行えなくなるトラブルで288万人、4月27日には59万人、さらに5月29日から30日にかけて64万人が影響する障害を起こした。さらに5月29日のトラブルに関しては、データ通信のみならず、音声通話サービスにも影響があったと6月4日に明らかにされた。 いずれもシステム設計のミスや通信設備の故障、基地局の設備故障など原因は様々。しかし、4月16~19日の障害は除けば、いずれも4G LTEにトラブルが集中している。 いったい、KDDIのLTEネットワークに何が起こっているのか……。 よく言われているのが「iPhoneが売れすぎて通信設備の増強が追いついていない」というものだ。確かにiPhoneが売れているというの
ソフトバンクモバイルは10月9日に新製品発表会を開催。音楽や動画が定額料金で見放題となるサービス『UULA』(ウーラ)や、スティックをテレビに挿すだけで高画質の映像サービスが楽しめる『SoftBank SMART TV』(スマテレ)など、ユニークで特徴のある製品やサービスが多数発表された。なかでも今後の同社の動向を見る上で特に注目すべき点はやはり、AXGPのAndroidスマートフォンにある。 今回発表されたAndroidスマートフォンは、いずれも従来の3G回線だけではなく、ソフトバンク傘下のWireless City Planning(以下WCP)社が提供する、AXGP方式の通信サービスをMVNOとして提供する『SoftBank 4G』に対応し、下り最大76Mbpsの通信速度を実現している。他社がFDD方式のLTEでスマートフォンの通信速度の高速化を実現しつつあるなか、ソフトバンクモバイ
AppleがLTE対応の「iPhone 5」を発表したことで、KDDIとソフトバンクモバイルからもLTEサービスが提供されることになり、日本のLTEネットワークの選択肢が一気に4社に広がることになった。 2011年の「iPhone 4S」発売時、KDDIはエリアの広さ、つながりやすさをウリに他のAndroidスマートフォンと変わらない、ソフトバンクモバイルよりも若干高めの料金でサービスを提供した。しかしiPhone 5では、発売に合わせて「4G LTE」サービスを開始。iPhone 5向けには、2年契約で基本料金980円、インターネット接続サービス315円、LTE対応パケット通信料は5460円のフラットプランを用意した。4G LTEは、月間の通信量が7Gバイトを超えると通信速度が128kbpsになる(2620円を払うと追加で2Gバイト分利用できる)というドコモと同じ体系だが、iPhone
総務省が700/900MHz帯の参入希望調査の結果発表–携帯4社が提出、ソフトバンクは900MHz帯に的絞る 総務省は2011年9月6日、700/900MHz帯の参入希望調査の結果を発表した。同調査は、700/900MHz帯移動通信システムの導入を計画する事業者を対象に、8月2日から8月31日まで実施されたもの。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの4社が参入希望を提出した。携帯キャリア4社は一体どのような割当を希望したのか。 まず割当を希望する周波数帯だが、注目されるのはソフトバンクが900MHz帯の15MHz幅×2のみを希望したことだ。NTTドコモとKDDI、イー・アクセスが700MHz帯または900MHz帯を希望したのに対し、ソフトバンクは2012年から利用可能になる900MHz帯に的を絞った格好だ。700MHz帯が利用可能となるのは2015年の見込みで、「そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く