セキュリティ関係者が一堂に会するBlack Hatカンファレンス。近年はモバイルデバイスやスマートホームといった私たちの身近にあるものも取り上げられるようになりました。今年のカンファレンスの様子をお届けします。 ラスベガス発 – 毎年、8月の初めに世界中のセキュリティコミュニティ、ハッカーコミュニティがネバダ州ラスベガスに向けて巡礼を始めます。目的はBlack Hatをはじめ、DEF CON、B-Sidesなどのカンファレンスで構成されるセキュリティサマーキャンプへの参加です。Black Hatは歴史的にビジネスセキュリティがメインのカンファレンスなのですが、次第にコンシューマーの方を向くようになっており、スマートホーム、重要インフラ、モバイルデバイスなど、インターネットに接続されているものを標的にした攻撃に関するセッションが増えてきました。 全面開示:列車のハッキングに関するセッションは
私事で恐縮ながら先日、Twitterの公開アカウントでの更新をやめた。サービス開始当初から使い続けて7年、最後は1万2000人近い方からフォローをいただいていた。そう考えればもはや、「私事」とは言えないのかもしれない。 決断に至った経緯の委細は割愛するが、やめること自体は1年以上前から考えていた。かつてはTwitter上での交流が、楽しく有意義と感じる時期もあった。しかし最近はその手間やコストを負担に感じていたのだ。 実際そう考える向きは私だけではないようだ。Twitterの内外で様々な反応をもらったが、少なからず「実は私もやめどきを探っている」という声が寄せられた。 「スルー力」がなければ使いこなせない それにしても、どうしてこれほどTwitterは居心地が悪くなってしまったのだろうか。 多くの方から指摘されたのはTwitterの「大衆化」である。日本社会に広く普及したがゆえに、ノイズや
日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は2014年7月および8月、オンラインサービスのユーザー認証を強化することを発表した。従来のユーザー認証に使っていた数字4桁あるいは6桁のパスワードが破られ、不正ログインが相次いだためだ。JALは、生年月日による認証を追加。ANAは、パスワードを英数文字8桁以上16桁以下に変更し、9月から運用を開始する。 マイル目的の不正ログインが相次ぐ JALとANAはそれぞれ、マイレージサービス会員向けのWebサイトを運営している。Webサイトにログインすれば、自分がためたマイルを参照できるとともに、ギフト券などの特典と引き換えることなどが可能になる。2014年1月末から3月にかけて、両社の会員向けWebサイトに対して、不正ログインが相次いだ(関連記事1:JALマイレージWebサイトに不正アクセス、関連記事2:ANAマイレージクラブへの不正ログインで112万マイ
インターネット時代の今はあまり見かけなくなったが、30数年ほど前、日本海側の某都市に住む小学生だった筆者は、ラジオ聴取を趣味としていた。中波(AM)の周波数間隔が10kHzから現在の9kHzに変わった1978年よりも前の話だ。 短波も受信できる松下電器産業(現パナソニック)のラジオ「COUGAR 2200」を親に買ってもらい、海外を含む放送局の番組を楽しんでいた。もちろん中波で流れる国内ラジオ放送もよく聴いた。 そんな元ラジオ少年が、radikoが提供する、インターネットを通じた地上ラジオ放送のサイマル(同時並行)配信サービス「radiko.jp」を使うことになった(写真1)。 雑音と混信に悩まされたラジオ受信 日本海側の都市で中波放送を聴いていた当時、悩まされたのは二つの問題。昼間は遠方からの放送が雑音に遮られることと、夜には海外からの放送が混信するというものだ。 もう少し具体的にいうと
9月1日に起きたiCloudの不正アクセス事件。有名なハリウッド女優や歌手など多数のiCloudが不正アクセスされ、プライベート写真が流出していしまいました。 事件後、iCloudへの不正アクセスの対策として広く紹介されているのがApple IDの2段階認証ですが、実はiCloudにアップロードされた写真を盗むのを防ぐための対策としては何の役にも立ちません。 Apple IDの2段階認証で保護されているのは、未承認デバイスでの有料アプリの購入など米Techcrunchが報じているとおり、Apple IDの2段階認証で防げるのはMy Apple IDにてApple IDに登録している情報を変更するときや新しいiOSデバイスでアプリや音楽を購入するときなどとなっており、iCloudへのアクセスについては何も記載がありません。 Apple ID の 2 ステップ確認とは? 2 ステップ確認は、た
Twitter engineer Mazdak Hashemi says the Japanese tweet like no one else on earth. When the New Year arrives or even as they watch certain moments in shows and movies broadcast on national television, tens of thousands of Japanese will tweet at practically the same instant. "Everyone tweets at the New Year, but the Japanese are more in-sync," says Hashemi, who, as Twitter's director of site reliab
「歌はかけがえのない喜び」 岡本知高(高知県宿毛市出身)CDデビュー20周年 ベストアルバム発売 3月に宿毛市、高知市で公演
過ちがあったなら、訂正するのは当然。でも、遅きに失したのではないか。過ちがあれば、率直に認めること。でも、潔くないのではないか。過ちを訂正するなら、謝罪もするべきではないか。 朝日新聞は、8月5日付と6日付朝刊で、「慰安婦問題を考える」と題し、自社の過去の慰安婦報道を検証しました。これを読んだ私の感想が、冒頭のものです。 6日付紙面で、現代史家の秦郁彦氏は、朝日の検証について、「遅ればせながら過去の報道ぶりについて自己検証したことをまず、評価したい」と書いています。これは、その通りですね。 しかし、今頃やっと、という思いが拭い切れません。今回の検証で「虚偽」と判断した人物の証言を掲載してから32年も経つからです。 今回、「虚偽」と判断したのは、吉田清治氏の証言。氏が自らの体験として、済州島で200人の若い朝鮮人女性を「狩り出した」などと証言したと朝日新聞大阪本社版朝刊が1982年9月2日に
当社は、九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)の新型車両において、レアアースのジスプロシウムを一切使用しない永久磁石を採用した全閉型永久磁石同期電動機(以下、全閉PMSM)と4in1VVVFインバータ装置注1を組み合わせた駆動システムを受注しました。 今回受注したのは、JR九州筑肥線の姪浜・唐津間および唐津線の唐津・西唐津間を運行する新型通勤形電車305系における全閉PMSMと4in1VVVFインバータ装置を組み合わせた駆動システムで、JRグループの量産型営業車両としては初めての採用となります。新型車両が運行するのは、西唐津から姪浜までの44.8kmの区間で、姪浜から福岡市地下鉄空港線へ乗り入れています。 全閉PMSMは定格効率97%を実現する高効率な主電動機であり、一般的に車両に用いられる開放型誘導電動機の定格効率90%と比較して、飛躍的に効率が向上しています。また、全閉構造により内部清
「慰安婦報道検証記事」の余波で揺れる朝日新聞の木村伊量社長(60)が全社員向けに綴ったメールの内容が明らかになった。 《長年にわたる朝日新聞ファンの読者や企業、官僚、メディア各社のトップ、ASA幹部の皆さんなど多くの方から「今回の記事は朝日新聞への信頼をさらに高めた」「理不尽な圧力に絶対に負けるな。とことん応援します」といった激励をいただいています》(以下、《》内は木村氏のメールより) この文章は朝日新聞社内専用ホームページ「風月動天」に、ひと月に一度アップされるもの。同ページは朝日新聞社外の人間には閲覧不可能。また他メディアに内容が漏れないよう、「閲覧する際には、個々人のパスワードを打ち込まなければならず、誰が印刷したかまで、会社側が把握できる」(現役社員)という。 今回、「週刊文春」はメール全文を入手。そこには、 《「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といった誤った情報をま
追記(14/09/04 07:35)朝日の誤報説が強まってきました。特許を受ける権利を最初から会社に帰属させる方向で改正が議論されているという点は間違いがないのですが、末尾で引用した「これまでは、十分な報償金を社員に支払うことを条件にする方向だったが、経済界の強い要望を踏まえ、こうした条件もなくす。」が「飛ばし」くさいです。詳しくは本ブログの新エントリーを参照ください。 朝日新聞に「特許、無条件で会社のもの 社員の発明巡り政府方針転換」なんて記事が載ってます。特許法の職務発明規定(35条)の改正に関する話です。 この件については今までも様々な報道が乱れ飛んでおり、しかも「ソースは朝日」なのではありますが、一応の信頼性があるものとして話を進めます。 まず、簡単に基本のおさらいから(ちょっと前に栗原がThe Pageに寄稿した記事もご参照ください)。 日本の現在の特許制度では、発明をした人に「
顧客満足度向上のために3億英ポンドを投資 これらの計画により2018年までに過去最高利益の実現という目標の達成が後押しされる ヴァージン アトランティック航空(日本支社長:ニック・テイラー / 日本支社:東京都渋谷区)は、2018年までに過去最高水準の利益を持続的に達成するための計画を発表しました。 現行の2ヵ年経営改善計画は目標通り順調に進行しており2014年末までに黒字化を達成する予定ですが、この成功を足掛かりにして、当社は長期的な成功を収めるための事業へ重点を移しています。 この意欲的な目標を達成するために、ヴァージン アトランティック航空は路線ネットワークを強化すると同時に、当社に対する顧客満足度を向上するために多額の投資を実行することを計画しています。 ヴァージン アトランティック航空の路線ネットワーク強化計画 ヴァージン アトランティック航空はデルタ航空との共同事業の恩恵
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