第1回(※正式な話数表示は「回」)オンエア直後から、絶大な賛辞と同時に強烈な拒否反応を呼び起こしたアニメ『惡の華』。ロトスコープの画が気持ち悪い、エンディングテーマ曲が怖すぎる……。しかし非難をよそに、評価の声も確実に増えてきている。緊張感あふれる日本映画的な第1回ののち、事態は仲村佐和の怖さと春日高男の挙動不審をもって笑いのターンに入り、大天使っぷりがたまらない佐伯奈々子の物語への本格参入によって恋愛の要素も醸しだされ、1話ごとにコロコロと表情を変えてきた。後述するスタッフの言葉によれば、今後も変転は続くという。最後まで見ないことには評価ができない作品であることは明白だ。 なぜこの作品はめまぐるしく表情を変え、見る者によって評価が著しく異なるのか? それもそのはず、スタッフやキャストも、第1回が完成するまでは着地点が見えていなかったのだ。 4月27日、パセラリゾーツ銀座店B3 BENOA
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