(役に立たないジャズ入門・1) ■序 ジャズを聴き始めた頃から、ずっと不満に思い、不思議に思っていた事がある。それはジャズに関するあまりいい入門書とか、そういった本の類に出会ってないということだ。 未知のジャンルの音楽を聴きはじめる時には、とりあえず本とか、あるいは周囲に詳しい人がいればその意見とかを頼りにするものだろう。ぼくの場合も最初はそんなかんじだった。でもなんだかジャズの場合、そういった入門書の類に参考にならないものとか、ヘンなバイアスがかかっているものが多い。それはぼくがたまたま運悪くそういったものばかりに引っかかってきたということなんだろうか? でも、どうもジャズに関する入門書は、例えばクラシックとかロックとか、そういった別ジャンルの音楽の本にくらべても役に立たないものが多い気がする。 そんなわけでこの項は、いままで読まされてきたジャズ本への恨みや不満を書きながら、最終的にはま
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