高く評価された前作『GREY Area』(2019年)から2年、英ロンドンのラッパー、リトル・シムズが新作『Sometimes I Might Be Introvert』をリリースした。各メディアが称賛し、全英チャートで4位に輝いた本作は、すでに2021年のベスト・アルバムの呼び声が高い。 この記事では、そんな『Sometimes I Might Be Introvert』に2人の書き手が迫る。まず、ヒップホップ・ライターとして活躍する渡辺志保が、アルバムの内省的なテーマやリリックについて綴った。そして、プロデューサー/ビートメイカーとして多数の作品を発表し執筆活動も行うTOMCが、インフローによる本作の独特なサウンド・プロダクションを分析した。 *Mikiki編集部
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