ユーモラスかつ力強いリリック、そしてどのようなタイプのトラックでも自分のフロウをしっかりと掲示するラッパーとしての技量、ジャンル関係なく年間100本以上のライブで培ってきたパフォーマンス力。Campanellaはこれらの要素を全て満たす稀有なラッパーだ。盟友であるRamzaとFree Babyroniaと3人で作り上げたソリッドな前作『PEASTA』から4年が経ち、新作『AMULUE』と共にラッパーが憧れるラッパーは戻ってきた。 『AMULUE』はCampanellaにとって、これまでの作品よりも音楽的には広がりを見せつつも「だって、俺はラッパー」("Douglas fir"より)というようにラッパーとしてのソリッドさの両方を聴かせてくれる充実作となった。前作を担ったRamzaとFree Babyroniaに加え、バックDJも務めるshobbieconz、BACHLOGICやカナダの音楽家