ユーザーインタフェースの裏側で、Windows 7はどのように動作しているのでしょうか。ここからは、プログラミングをする上で知っておきたいWindows 7の内部構造を見ていきましょう。これから説明する内部構造により、Windows 7の特徴である「新しいユーザーインタフェース」や「動作の軽快さ」などが実現されています。 Windows 7に限りませんが、現在のOSは様々な機能を備えています(表1)。プログラマの皆さんに身近なのは、アプリケーション・プログラミングインタフェース(API)でしょう。Windowsの場合は、.NET FrameworkやWin32 APIが相当し、Visual Studioなどの統合開発環境を用いて開発します。プログラミングインタフェースを通じて、OSが備える数多くの機能をアプリケーションから利用するわけです。そのため、OSの機能を提供している内部構造について
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