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  • 「日本の文化の新しい顔に」KADOKAWAのマンガ・ラノベ図書館がリニューアルオープン!最大5万冊を収蔵可能な唯一無二の図書館に | 電撃ホビーウェブ

    「日文化の新しい顔に」KADOKAWAのマンガ・ラノベ図書館がリニューアルオープン!最大5万冊を収蔵可能な唯一無二の図書館に ところざわサクラタウン・角川武蔵野ミュージアム内にある「マンガ・ラノベ図書館」が、2021年7月8日(木)にリニューアルしました。2020年8月に開館して以来、KADOKAWAが出版するほぼすべてのライトノベルやセレクトされたコミック、児童書を約2万5千冊収蔵していた同図書館。改装を行い、KADOKAWA以外の出版社の協力を得て、このたび収蔵数を約3万5千冊に増やしてのオープンとなります。稿では、その船出を祝うべく行われた記念セレモニーの模様をレポートしていきます。 セレモニーは公益財団法人 角川文化振興財団 理事長の角川歴彦さんによる開式の辞からスタート。ライトノベルという文化が誕生してから30年、かねてより構想していた専門図書館を実現できた喜びを語るととも

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  • 「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ

    こんにちは。伊藤賀一と申します。 原始から近代・現代まで、あらゆる時代をカバーしているオールラウンド型の珍しい日史講師です。 日史だけでなく社会科全般を教えているため、ありがたいことに「日一生徒数が多い社会科講師」という称号もいただいたことがあります。 今回は「日史を学び直すための」を紹介します。編集部からは「10冊プラスα」という依頼だったのですが、力が入り過ぎてしまい、数えてみたら30冊を超えていました……。 30冊もあると「こんなに読まなきゃいけないの!?」とびっくりするかもしれませんが、全部読む必要はないですよ!(もちろん全部読みたい人は一緒に沼にハマりましょう) 気になったテーマの、気になった一冊だけでも手に取ってみてください。 ▶今すぐ「日史を学び直すための10冊プラス+α」をチェックしたい人はこちら 予備校で授業をしている筆者 皆さんもご存じのように、今も昔も、人

    「渋沢栄一は何をした人か」に即答できない? そんな人が日本史を学び直すための10冊(のつもりだったけど実際は30冊超) #ソレドコ - ソレドコ
  • リーダーシップの真実について如実に表した本「悪いヤツほど出世する」 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ

    悪いヤツほど出世する (日経済新聞出版) 作者:ジェフリー・フェファー 日経BP Amazon リーダーシップ論で久しぶりに面白いを読んだので紹介したいと思います。 どういう内容かと言うと、要はリーダーが公明正大で、信頼できて、嘘をつかずに、その人の特性を活かしながら素晴らしいリーダーシップを発揮してるということは原則として嘘だという話です。 リーダシップ論を習うとどうしてもきれいごとが多くて、部下のことを思いやらなければいけないとか、真実が重要であるとか、嘘をついてはいけないとかそういうことがずっと書いてあります。 しかし実際のリーダーというのは政治家にしろ CEO にしろ、様々にずるい手段を駆使して嘘もついていて人を痛めながらも実は出世をしているという話です。 しかもなぜそれが必要かと言うとそうしないとリーダーシップが取れないからという逆説的な話でした。当に公明正大で信頼できて嘘

    リーダーシップの真実について如実に表した本「悪いヤツほど出世する」 - 勝間和代が徹底的にマニアックな話をアップするブログ
  • 「ウディ・アレン追放」著者・猿渡由紀氏に聞く 公正な視点で執筆して覚えた違和感の正体 : 映画ニュース - 映画.com

    6月10日に発売米ロサンゼルスをベースに活躍する映画ジャーナリストの猿渡由紀氏が執筆した「ウディ・アレン追放」(文藝春秋刊/税込1760円)が、6月10日に発売される。全米を騒然とさせたウッディ・アレンとミア・ファローの愛憎劇を、公正な眼差しで分析し、切り込んだノンフィクションに仕上がっている。 同書は、「二度の結婚と二度の失敗」「ダイアン・キートンと17歳の少女」「ミア・ファローと子供たち」「スンニと禁断の愛」「八月四日とマスコミの大騒ぎ」「刑事捜査と親権裁判の行方」「ディランの叫びとローナンの台頭」「モーゼスの告白とアマゾンの裏切り」という8章で構成されている。アレンとファローは米映画界きってのおしどりカップルとして知られていたが、1992年に状況が一変する。ファローの養女スンニとアレンが男女の仲となり、さらに当時7歳だったファローの養女ディランへの性的虐待容疑で、アレンはファローに告

    「ウディ・アレン追放」著者・猿渡由紀氏に聞く 公正な視点で執筆して覚えた違和感の正体 : 映画ニュース - 映画.com
  • 小島庸平『サラ金の歴史』(中公新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    4月14 小島庸平『サラ金の歴史』(中公新書) 9点 カテゴリ:歴史・宗教9点 アコムのラララむじんくん、アイフルのチワワのくぅ~ちゃん、武富士ダンサーズ。一定以上の年齢の人であればテレビCMがサラ金(消費者金融)のCMによって埋め尽くされていた光景を覚えていることと思います。 しかし、このサラ金の隆盛は2006年に制定され10年から完全施行された貸金業法改正によって終わりを迎えます。 サラ金を扱った新書というと、日弁連の会長も務め都知事選にも出馬した宇都宮健児がその問題を告発した『消費者金融』(岩波新書、2002年)という優れたがありました。しかし、書はそうした告発のためのではなく、あくまでもサラ金を歴史の対象として扱い、「なぜ拡大できたのか?」「どのような人が利用したのか?」「なぜ厳しく規制されるに至ったのか?」ということを読み解いています。 このサラ金の歴史からは、サラ金業者の

  • 社会に分断をもたらした「自分自身の努力と勤勉さ」で成功したという考え──『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 基本読書

    実力も運のうち 能力主義は正義か? 作者:マイケル・サンデル発売日: 2021/04/14メディア: 単行この『実力も運のうち 能力主義は正義か?』は『これからの「正義」の話をしよう』が大ヒットした、マイケル・サンデル教授の最新作である。『それをお金で買いますか 市場主義の限界』など、毎回その時代に問われるべきテーマを取り上げてきたサンデルだが、そんな彼が今回注目したのが「能力主義」だ。これは、現代の「分断」の原因を的確に写し取っているように感じられて、非常におもしろかった。 分断というキーワード アメリカ大統領選におけるトランプバイデンの接戦、イギリスのEU離脱、ポピュリストたちのエリートへの怒りなど今世界中で「分断」がキーワードになっているが、その要因の一つがこの「能力主義」にあるとサンデルは語る。たくさん勉強や努力をして良い大学に入り、良い仕事と賃金を得る。それに成功した人はその

    社会に分断をもたらした「自分自身の努力と勤勉さ」で成功したという考え──『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - 基本読書
  • アン・ケース/アンガス・ディートン『絶望死のアメリカ』 - 西東京日記 IN はてな

    『大脱出』の著者でもあり、2015年にノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートンとそので医療経済学を専攻するアン・ケースが、アメリカの大卒未満の中年白人男性を襲う「絶望死」の現状を告発し、その問題の原因を探った。 この絶望しに関しては、アビジット・V・バナジー& エステル・デュフロ『絶望を希望に変える経済学』でもとり上げられていますし、大卒未満の中年白人男性の苦境に関しては、例えば、ジャスティン・ゲスト『新たなマイノリティの誕生』でもとり上げられています。学歴によるアメリカ社会の分断に関しては、ピーター・テミン『なぜ中間層は没落したのか』も警鐘を鳴らしています。 そうした中で、書の特徴は、絶望死についてより詳細に分析しつつ、対処すべき問題としてアメリカの医療制度の問題を指摘している点です。 例えば、ピーター・テミンはアメリカ社会の分断に対する処方箋として、公教育の充実、大量投獄か

    アン・ケース/アンガス・ディートン『絶望死のアメリカ』 - 西東京日記 IN はてな
  • 田川建三『イエスという男』 - 紙屋研究所

    リモート読書会では田川建三『イエスという男』を読んだ。 イエスという男 第二版 増補改訂 作者:田川 建三 発売日: 2004/06/10 メディア: 単行 もちろんなんでもハイハイと言う「イエスマン」のことではなく(笑)、キリスト教の始祖とされているイエスのことである。 どういうか。 イエスを神の子でありまた宗教家であるとするイメージを一方の極とすれば、他方でイエスをローマ支配と闘った社会革命家とするイメージの極があり、この両極のイメージを排して、イエス像を打ち立てようとしている。 当時イエスが活動したパレスチナはユダヤ教が支配している土地であり、政治・経済・宗教が一体となっていた。「イエスの活動はやはりユダヤ教批判を質としていた」(p.167)とある通り、イエスは当時のユダヤ教を批判するのだが、それは、宗教が生活のこまごましたところまで支配をしていたからである。イエスはその支配に

    田川建三『イエスという男』 - 紙屋研究所
  • 寿命が短くなっていく国アメリカで何が起きているのか──『絶望死のアメリカ――資本主義がめざすべきもの』 - 基本読書

    絶望死のアメリカ――資主義がめざすべきもの 作者:アン・ケース,アンガス・ディートン発売日: 2021/01/18メディア: Kindleアメリカでは今、絶望死が増えている。絶望死とは、アルコールや薬物依存による死亡、自殺の死因をまとめたもので、45歳から54歳の白人男女による絶望死は、90年には10万人中30人だったのが、17年には10万人中92人まで増えた。自殺率も、アルコール性疾患による死亡率も、薬物の過剰摂取による死亡率も増加している。 20世紀から21世紀にかけて、糧事情も改善し医療の発展があったこともあって、死亡率は改善されてきた。アメリカでも、45〜54歳の白人が心臓病で死ぬリスクは、80年代までは年平均4%で落ちていた──が、90年代には2%に鈍化、00年代には1%にまで落ちて、10年代からは逆に上がり始めた。ここでは中年の白人に限定しているが、若年層の絶望死も増えて

    寿命が短くなっていく国アメリカで何が起きているのか──『絶望死のアメリカ――資本主義がめざすべきもの』 - 基本読書
  • 音楽で生きる、東京で生きる。『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』 - HONZ

    近田春夫を知っている人は、すでに読んだにちがいない。知らない人は、いますぐ読んでほしい。音楽で生きる、東京で生きる、その2つを味わえる。日のロック、パンク、ヒップホップ、さらにはJ-POPやCM音楽まで網羅した音楽史であり、東京でクールに生きてきた大人の足跡を体感できるだろう。 タイトル「調子悪くてあたりまえ」は、ビブラストーンの名曲からとられている。ご存知ない方は、動画サイトで確かめよう。そのあとで、曲名の意味、そして、ビブラストーンというバンドについて、ぜひ書を開いてもらいたい。 著者は、1951年2月25日、世田谷に生まれる。NHKに勤めたあとTBSに移る父親と、音楽教師の母親を持つ。IQ、知能指数169をたたきだした天才児だったので、慶應幼稚舎に入る。 「僕は春夫君とやっていく自信がないんです・・・」と担任教師が嘆くほどの多動症で、人を笑わせるのが好きだった。にぎやかな場所にい

    音楽で生きる、東京で生きる。『調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝』 - HONZ
  • 罪を犯した人間をただ投獄するのは、正しいか──『囚われし者たちの国──世界の刑務所に正義を訪ねて』 - 基本読書

    囚われし者たちの国──世界の刑務所に正義を訪ねて 作者:バズ・ドライシンガー発売日: 2020/12/25メディア: 単行(ソフトカバー)この『囚われし者たちの国』は、刑事司法教育を教える大学ジョン・ジェイ・カレッジ・オブ・クリミナル・ジャスティスの女性教授であるバズ・ドライシンガーが9カ国の刑務所をまわって、今あるべき刑務所、許し、罪と罰の関係性について思考をめぐらせるルポタージュである。日にいると法律に違反したら(執行猶予はあるけど)投獄されて自由を制限されるのは当たり前でしょ、と思うが、世界を見渡してみると刑務所も罪の償い方も千差万別であり、何が正しいのかわからなくなってしまう。 書の著者は、出発点はアメリカの刑務所の実態のひどさから、刑務所についての疑問がスタートしている。アメリカが世界人口で占める割合は5%弱なのに、囚人が収容されている人数は230万人、世界の25%に達する

    罪を犯した人間をただ投獄するのは、正しいか──『囚われし者たちの国──世界の刑務所に正義を訪ねて』 - 基本読書
  • 大塚英志が語る、日本の大衆文化の通史を描く意義 「はみ出し者こそが権力に吸収されやすい」

    太平記から漫画、模型、アニメ、ボーカロイドまで、日の大衆文化の通史を一冊ので描き切った日文研大衆文化研究プロジェクトによる書籍『日大衆文化史』(KADOKAWA)。 大塚英志氏 このでは、漫画の鳥獣戯画起源論など、現代の日文化が中世や近世にルーツを持つとする説は、戦時下に政治的に必要とされて「創られた伝統」だと退けた上で、それとは別に一貫して存在してきた運動を描いていく。 「お約束」や共通前提(歌舞伎でいう「世界」)を踏まえながら新要素(同じく歌舞伎でいう「趣向」)を入れて作品が生み出されていくという、二次創作的とも言える仕組みこそが「文化」であり、それは有象無象の大衆=民俗学者の柳田國男がいう「群れとしての作者」が担ってきた、という見立てのもとで見えてきた「日」「大衆」文化史の姿とは――主筆を務めた国際日文化研究センター教授・大塚英志氏に訊いた。 『日大衆文化史』は通史を

    大塚英志が語る、日本の大衆文化の通史を描く意義 「はみ出し者こそが権力に吸収されやすい」
  • 私たちは「生まれてこないほうが良かったのか?」哲学者・森岡正博氏が「反出生主義」を新著で扱う理由

    森岡正博・早稲田大学教授の新著『生まれてこないほうが良かったのか?』。哲学の観点から、反出生主義に自身も共感をおぼえながらも、そこから抜け出す考え方を論じる話題の書だ。 筆者提供 「反出生主義」(アンチナタリズム)という言葉をご存じですか? “私は生まれてこないほうがよかった”、“苦しみのあるこの世界に子どもを産まないほうがいい”。そうした考え方のことです。 この「反出生主義」という言葉が、最近注目を集めています。雑誌『現代思想』が2019年11月号で「反出生主義を考える」という特集を組んだことも話題になりました。 代表的な提唱者の一人である哲学者、デイヴィッド・ベネター氏は、著書で<存在してしまうことは常に深刻な害悪である>と書き、<人類は絶滅する方が良い>と結論づけています。そこまで極端ではなくても、さまざまな理由から子どもを持たない人生を志向する「チャイルドフリー」という考え方も、「

    私たちは「生まれてこないほうが良かったのか?」哲学者・森岡正博氏が「反出生主義」を新著で扱う理由
  • 未来の社会の在り方に大きな影響を与える『2050年 世界人口大減少』から再生可能エネルギーへの転換を問う『グローバル・グリーン・ニューディール』などを紹介(本の雑誌2020年5月号掲載) - 基本読書

    ふりかえり 2020年5月号に書いたの雑誌原稿の転載をする。この月はなんといっても『2050年 世界人口大減少』が良い。人口が与える影響は経済のみならず環境や政治体制にも大きな影響を与えるので、この数字が将来的にどうなるのかは未来を見通す上では非常に重要だ。いまだに人口が増えすぎて環境がヤバいとかいっている人間がいるが、事態はとっくにその逆──これからどんどん人口が減少していく社会に、世界はどう対応していくべきなのか? が問われる時代になっているのである。 それ以外だと、『グローバル・グリーン・ニューディール』も大統領選も関連して外せない。再生可能エネルギーへの転換は、政治的にどうこう言わずともいずれコスト的な問題で自然に行われるだろう。ただ、その場合社会の形も大きく変わっていく。今この分野に大きく投資しているのは中国やEUだが、それらの国がどのように投資しているのかがよくわかる一冊で、

    未来の社会の在り方に大きな影響を与える『2050年 世界人口大減少』から再生可能エネルギーへの転換を問う『グローバル・グリーン・ニューディール』などを紹介(本の雑誌2020年5月号掲載) - 基本読書
  • アガサ・クリスティーは私達に「キャラはどんだけ盛ってもいいし舞台はどれだけ華やかにしてもいい」と教えてくれる

    ななだ @Nana11830 アガサ・クリスティーは現代の私たちに「キャラはどれだけ盛ってもいいし舞台はどれだけ華やかにしてもいい」と教えてくれる。(当時すでにお屋敷に潜入するめちゃモテ戦闘メイドを書いている) 2020-10-03 21:20:58

    アガサ・クリスティーは私達に「キャラはどんだけ盛ってもいいし舞台はどれだけ華やかにしてもいい」と教えてくれる
  • ブックオフで本が足りない…なぜ在庫不足に陥ったのか?“古本”需要の急増に追いつかず

    ブックオフの店舗(「Wikipedia」より) 大手古チェーン「ブックオフ」を全国に展開しているブックオフコーポレーションが8月27日、書籍の在庫不足を迎えていることを発表し、の売却を懇願する「【皆さまへ】ブックオフから気のお願いです」と題した動画をユーチューブ上で公開した。「『ブックオフなのにねぇ~じゃん!』とCMで言っていたら、当にが足りなくなりそうです」という悲痛な叫びから始まる、インパクト大の同動画は世間の注目を集めた。 8月末から9月13日まで買取強化キャンペーンの一環として、文庫を売却してくれた客に抽選で図書カードなどをプレゼントすると発表したブックオフだが、なぜ在庫不足という事態に直面していたのだろうか。法政大学大学院教授の真壁昭夫氏に話を聞いた。 低価格、立ち読み可能、清潔感――ブックオフの従来の戦略 初めに、ブックオフはどのようにして、大手チェーン店として展

    ブックオフで本が足りない…なぜ在庫不足に陥ったのか?“古本”需要の急増に追いつかず
  • 蔵書150万冊を誇る古書の聖地「たもかく」で、本の森の賢者はかく語りき

    福島県の西部、新潟との県境にある只見町に一風変わった屋があるのをご存知だろうか。 店の名前は「たもかくの街」。 いわゆる新刊を扱う店ではなく、古書店だ。 1994年に開業して以来、まもなく25年。 膨大な蔵書は、その数なんと約150万冊。 これは都内の大型書店が抱える在庫数をはるかにしのぐ数という。 控えめに言っても「日一」。 そんな屋がなぜ、人口5,000人にも満たない、冬ともなれば3メートルを超す雪が降る日有数の豪雪地帯で四半世紀も営業しているのか。 代表の吉津耕一さんに話を聞いた。 「たもかくの街」誕生までの前日譚 ログハウス風の建物がいくつも並ぶ。中にはがぎっしり 「最初は木工所としてはじまりました。しかし、当時(おそよ40年前)は木材が海外からどんどん輸入されはじめたころで、木工所がどんどんつぶれていた時代。それでもうちは後からはじめたのでやめたくなかったんですよ

    蔵書150万冊を誇る古書の聖地「たもかく」で、本の森の賢者はかく語りき
  • 『人新世の「資本論」』未来を構想する新しい思想の誕生! - HONZ

    この興奮が醒めないうちに書いておきたい。凄いを読んだ。 マルクスを現代にアップデートさせた研究で世界的な注目を集める俊英・斎藤幸平の『人新世の「資論」』である。 新書の世界には何年かに一度、画期的なが現れる。 物事の見方に新しい方向から光を当てたり、これまでにないアイデアを提示したりして、読者の世界の見え方を一変させてしまうようなだ。ここでは細かく挙げないが、好きであれば何冊も書名が思い浮かぶだろう。そうしたは、時に時代の空気をとらえたベストセラーとなり、あるいは長きにわたって読み継がれる名著となる。 書もそうした系譜に連なる一冊だ。今後、「新書大賞」や「紀伊国屋じんぶん大賞」などでは、間違いなく上位にランクインするだろう。のっけから「大風呂敷を広げている」と思われるだろうか?だが、書の内容を知れば、誰もが納得せざるを得ない。このにはそれほど重要なことが書かれている。 近

    『人新世の「資本論」』未来を構想する新しい思想の誕生! - HONZ
  • 基礎科学の重要性──『「役に立たない」科学が役に立つ』 - 基本読書

    「役に立たない」科学が役に立つ 作者:エイブラハム・フレクスナー,ロベルト・ダイクラーフ発売日: 2020/07/29メディア: 単行この『「役に立たない」科学が役に立つ』はプリンストン高等研究所のエイブラハム・フレクスナー(1866-1959)、ロベルト・ダイクラーフ(1960-)の二人のエッセイを収録した一冊である。100ページ程度の薄いで、その約半分ほどはフレクスナーによる1930年代に発表された文章を元にしているので、半分古典といえる。 しかし、ここで語られていることはそうそう古びるものではない。短い内容なので簡単に要約してしまうが、それは「基礎研究は重要だよ」ということである。応用研究は成果が見えやすいので、そうした方向に力を入れたくなる気持ちもわかるが、かといって歴史を変えた科学の多くは最初はなんの役に立つのかさっぱりわからない純粋な好奇心の追求からはじまっているのであって

    基礎科学の重要性──『「役に立たない」科学が役に立つ』 - 基本読書
  • おい創作クラスタ、「祭り」が始まったぞ 創作指南本などフィルムアート社のkindle本52冊が半額セール中!

    記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 8月7日から20日まで、フィルムアート社のkindle書籍が半額セールを行っています。アート系書籍や創作に使える辞典、シナリオの書き方についての入門書など、創作クラスタに役立つががっつりラインアップされています! 今回はねとらぼ編集部が気になる書籍をいくつかピックアップしてご紹介します。 『感情類語辞典』もお手軽な価格に シナリオライティング K.M.ワイランド『アウトラインから書く小説再入門』は、定価2200円が763円になっています。小説映画ゲーム、マンガなどのシナリオを「アウトライン」の描き方から指南する人気の一冊です。「なぜ、自由に書いたら行き詰まるのか?」というサブタイトルに思うところのある人も多いのではないでしょうか。続編である『ストラクチャーから書く小説再入門』も、763円になっています。 ハリウッドの有名脚

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