社会学ダメな理由 1.成長論がなく分配だけ 2.常に弱者の問題に矮小化する 3.アーキテクチャの変更を促す提案ができない 4.教科書がない(システマティックな方法論がないのでまちがってもだれも気にしない) 5.何を言っても結局一国平和主義 6.倫理やイデオロギーや価値観のはなしばかり 7.ぼくちんの"解釈"だけで"分析"がない 8.分析がないからソリュージョンがでてこない 9.専門知識がないのに社会という言葉でどこにでも口を出して混乱させる 10.欧米のえらい社会学者の名前をちりばめた論文を書くが支持しているのは福島みずほ 11.研究ほったらかしてメディアにでようとする 12.国家を目の仇にするくせに言っていることは大きな政府 13.争いの勝者は学問的業績の優劣ではなく悪口のうまいへたで決められる 14.すべては2元論 15.結論が感想 16.希望とか絶望とかいう言葉が好き 17.ツイッタ
社会学 (ヒューマニティーズ) 作者: 市野川容孝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/06/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 120回この商品を含むブログ (1件) を見る これが社会学業界の中の人に向けた、社会学の基本論点整理ならこれでもいいんじゃない? その場合、これはぼくとは関係ない本なので読んだのは大いに時間の無駄だった。 そうでないなら――社会学業界外の人に読んで、社会学の問題意識とかを少しわかってもらおうという本なら、まったくダメだと思う。いきなり、コントがこういってそれに対してデュルケムがどうした、そこで特に医療の話についてはベルナールがあれこれ、とわずか数ページほどの間に、なんだかすさまじい個別談義に落ちていって、結局社会学ってどういうもんで何がしたいのか、というのがちっとも見えず、チマチマした個別議論の中で、こんなこともできるかも
社会学者古市憲寿が「絶望の国の幸福な若者たち」という若者論を出版した。早速、自費で購入して読んだ。古市自身も20代の若者であるので、これは若者による若者論である。近年、後藤和智が、オヤジ世代による科学的根拠のない若者論を批判し、俗流若者論批判というジャンルを確立したのはよく知られているところである。俗流若者論批判は、ニセ科学批判と並ぶ思想上の発明品である。 実は、古市氏による若者論も、俗流若者論として観察できる。俗流若者論は、中高年によるものだけではなく、若者によるものも含むのである。 まず、「絶望の国の幸福な若者たち」で言わんとすることは、全体社会たる国民社会の行末がどうであれ、若者たちがコンサマトリー化しており、終わりなき日常である等身大の日常生活空間で承認を得ることで満足しているということである。従って、小林よしのりが国家存亡の危機感を煽ろうが、経済評論家が国家の経済破綻を叫ぼうが、
dongfang99さんの日記に、あまりにも言い当てすぎていて絶句してしまう言葉があったので、そのまま引用。 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110429(全く信用できない ) >社会学はある種の経済学者ほど視野狭窄で傲慢ではないけど、どうにでも解釈できるような表現を濫用する人があまりに多すぎる。社会学というのはそういうもんだと言われてしまえば、そうかもしれないという気はするが。 経済学は「子どもが扱うと危険な刃物」と以前に表現したことがあるが、社会学って「殺人鬼が振り回しても誰も怖がらないおもちゃ」みたいなところがある。まあ、ちょっと言い過ぎかもしれないけど。 ご本人が「どうでもいい話」と言ってるのをわざわざそこだけ持ち出すのはいささか悪趣味ではありますが。 ちなみに、経済学についてのdongfang99さんの批評についてかつて取り上げた本ブログのエ
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