一部の方はご存じだろうけれど、こんな本の翻訳を終わっていま怒濤のゲラ直し中なのだ。 クルーグマン国際経済学 理論と政策 〔原書第10版〕 ハードカバー版 作者: Paul R. Krugman,Maurice Obstfeld,Marc J. Melitz,山形浩生,守岡桜出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2016/11/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る で、ご存じの方は当然ご存じだろうけれど、これは題名にもかかわらず、クルーグマンの単著ではなく、Krugman & Obstfeld の昔からの名教科書で、しかも今回の第10版はそこに Marc Melitz も入っているという豪華な布陣。クルーグマンは、比較優位とヘクシャー=オリーンだけにとどまらない、規模の経済と多様性選好も貿易の原因となることを定式化した、新貿易理論の創始者だし、メリッツはさらに、それま
![Obstfeld はやっぱオブストフェルド、だってさ。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3c5cf3c5fae8c48c4a1d07e1f5d2070baaa91de6/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41NbMkxTVVL.jpg)