8月1日、スワン豪財務相は、米歌手ブルース・スプリングスティーンの曲が、米国の経済や社会の変化を予言していたと指摘。写真は7月、ヘルシンキでのコンサートでステージに立つスプリングスティーン(2012年 ロイター) [拡大写真] [キャンベラ 1日 ロイター] 不況の前兆を知るには、経済学者のケインズやフリードマンではなく、米歌手ブルース・スプリングスティーンの曲を聴こう――。オーストラリアのスワン副首相兼財務相は1日、スプリングスティーンが自分にとって、経済を指南してくれるヒーローの1人だと語った。 金融誌「ユーロマネー」から2011年最優秀財務相に選ばれたことのあるスワン氏は、与党・労働党メンバーに向けた講演の中で、スプリングスティーンが米国の経済や社会の変化を歌の中で予言したと指摘。「エコノミストが気付くのに時間を要した米国経済の基盤変化を歌にしていた」と述べた。 スワン氏は大学生だっ