[カイロ 14日 AP] カイロ国際空港で、スーダン人旅行者3名がエジプトのレストランへ売ろうとして持ち込んだ冷凍の牛の脳190キロが押収された。 空港の職員によれば、税関検査官はこの週だけで4回も牛の脳の密輸を阻んだ。需要と供給の国際的状況を利用した金儲けの方法として、牛の脳の密輸が増えているのだ。すなわち、牛の脳はスーダンでは安く、エジプト人はそれを食べたがっている。 1ポンド1ドル未満でスーダンで買われた生の牛の脳は、エジプトで6倍もの値がつくと空港職員は言う。つまり、13日に押収された牛の脳は、男たちに1500ドル (およそ11万5000円) 以上の稼ぎをもたらしていたかもしれないのだ。 レバーと脳の料理を出すレストランはエジプトで人気が高い。どちらも油で揚げて、辛いソースといっしょにピタパンに挟んで食べることが多い。 空港の職員は13日、スーダンの首都ハルツームから到着した3人の