10月16日、オランダでは希少価値の高いウィスキーへの投資が盛り上がっている。写真は2月、東京のイベントで並べられたウィスキー(2008年 ロイター/Issei Kato) [アムステルダム 16日 ロイター] 景気後退の不安が高まる中、株式や商品などの市場に距離を置く投資家が多くなっているが、オランダでは希少価値の高いウィスキーへの投資が盛り上がっている。 同国では昨年11月、スコッチを中心とした高級ウィスキー価格の動向を示す「世界ウィスキー指数」(WWI)がスタート。この11カ月間、代表的な世界の株価指数であるMSCIワールドインデックスは40%を超える下落となっている一方、WWIは26.2%上昇している。 WWIを利用してウィスキーの売買ができるウェブサイト「The Whisky Talker」によると、指数のスタート以来、ウィスキーへの投資額は約200万ユーロ(2億7000万