[スペイン・マドリード 11日 AP] カタロニア北東部ラスケラで、地方自治体の財政赤字を、大麻栽培で補填する案が11日、住民投票にかけられた。結果は賛成56%、反対44%。バーナット・パリサ市長は投票前に最低でも75%の賛成が必要だとしていたが、賛成票はそれには及ばなかった。 同市長は、75%に達しなかったら辞任すると表明していたが、辞任を再考中で、あらゆる決定を延期するとしている。 議会のホセ・マリア・インサウスティ顧問によると、7人の議員によって構成される町議会は2日間討議して、大麻栽培のために土地をリースして130万ユーロの財政赤字を解消する法案を検討する。 [日本語訳:ラプター]