毎月勤労統計でみる労働経済の動き（２０１５年５月分確報）
「毎月勤労統計でみる労働経済の動き（２０１５年４月確報）」の続きです。 ５月分の確報が発表になりました。 常用雇用は、全体では２．０％の増加です。１５年に入ってから２％程度の伸びが続いてます。フルタイム労働者（一般労働者）の増加率は１．４％で、４月に引き続き高い伸びです。指数をみると、３月に比べて４月は２．３ポイントと大幅に増加し、４月から５月にかけては０．３ポイント（１４年は０．２ポイント）増えただけです。４月に新規学卒者を大量に採用して、それが離職しないまま残っているということだろうと思います。そうであれば子の伸びは安定したものになる可能性が高いということになります。パートタイム労働者の増加率は３．５％です。 常用雇用の増加率（％）月全体フルタイムパートタイム
国際的経済学者の青木昌彦さん死去 NHKニュース
各国の経済の仕組みを文化の違いなどからひもとく新たな経済学の分野を開拓し、日本人として初めてのノーベル経済学賞の受賞が期待されていたアメリカ・スタンフォード大学の名誉教授で経済学者の青木昌彦さんが、１５日、アメリカ西部で亡くなりました。７７歳でした。 青木さんは、国ごとに異なる社会規範や習慣、文化が経済を支える制度に与える影響から各国の経済の仕組みを明らかにする「比較制度分析」という新たな分野を開拓しました。さらに、「ゲーム理論」という手法を使って、株主だけでなく従業員も企業の意思決定に影響を与えることを説明したほか、日本経済の再生に向けた提言も積極的に行っていました。 青木さんはこうした功績から平成２年に日本学士院賞を受賞したほか、日本人として初めてとなるノーベル経済学賞の受賞も期待されていました。 スタンフォード大学によりますと、青木さんはアメリカ・カリフォルニア州のパロアルトで、現地
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