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ブックマーク / blog.guts-kaneko.com (3)

  • 民主党「国家財政を考える会」の議論に反対する (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    5月26日に、民主党内で、財政規律を重視する有志国会議員の勉強会「国家財政を考える会」が設立されました。伊藤元重東大教授が講演をされたそうです。党内で経済政策に関して自由に議論すること自体は歓迎すべきことだと考えています。 しかし、以前、私がツイッターでも述べましたように、この時期での消費税率引き上げをはじめとする増税論議には反対です。以下、簡単に理由を述べます。 1.そもそも「増税」をすれば「税収引き上げ」になるという発想自体、この不況下では根拠が薄いこと。 2.現在のように、円高で輸出が伸び悩んでいるところで、政府支出を切り詰めれば、さらに円高が進むこと。 3.長期的にみて、日政府は少しでも景気が回復すれば財政を引き締めをするという予想をそれぞれの経済主体に植え付けてしまい、その結果、今以上に構造的に景気回復しにくい体質にわが国経済がなってしまうこと。 現在、わが国がとるべ

  • 日銀による「デフレターゲット」の現状 (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    消費者物価指数(全国)「料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合(季節調整済)」(いわゆるコアコアCPI)の前年同月比データでみる、我が国の物価について、安定的に0%から-1%のインフレターゲット政策ならぬ「デフレターゲット」が実行されてしまっている、そのグラフが下図です。 (来前年同月比を季節調整済データではとるべきではない、いわば二度季節調整をかけているようなものになるのでしょうが、公表データにはそれしかないのでそれで行っています。もちろんここでの議論には大きな違いはありません。) このデータそのものは2000年1月からしか公表されていないのでここではそれ以降のグラフですが、手作業で料とエネルギーをのぞいてそれ以前のデータでグラフを作ってもも、ものの見事に日銀法が改正され日銀が独立性を強化した1998年以降から安定的に0%を下回っていることが判ります。この1998年以前はずっと

  • デフレ脱却議連第二回会合! (金子洋一「エコノミスト・ブログ」)

    デフレ脱却議連(「デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟」)の第2回会合が4月6日に開催され、連合会長の古賀伸明氏、元・東京商工会議所副会頭の中西真彦氏、嘉悦大学教授で元財務官僚の高橋洋一氏が講演をしてくださいました。 衆議院会議の議事が遅れ、この会合の開始も45分程度も遅れ、大変講師の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、デフレ脱却議連の参加国会議員は民主党の衆参あわせて130名以上となり、人出席も50名近くに上った模様です。 以下、連合会長の古賀伸明氏の発言に関するメモです。 ・デフレによる物価下落を好ましいことと考える人々が年を追うにつれて減っていることは注目すべき。 ・社会的セーフティネットを整備して、将来不安をなくす必要がある。これが消費の喚起につながる。 ・世界的に見ても、雇用されている人の割合が高いのが日。雇用の現場の安定が日社会の安定につながる。 ・FRB

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