ご覧の男性は、チョーンシー・モーランさん。およそ100年前に、ニューヨークの見世物小屋で「ファットマン」として人気を呼んだ人物だそうです。 確かになかなか立派な体格ではありますが、いまアメリカをちょっと探せば、これ以上の肥満体なんていくらでも見つかりますからねぇ。この1世紀で、どれだけ肥満が世界中に広がったかが実感できる1枚でした。
OutsideOnline.comが掲載していた、「手軽に健康になるための31の方法」が面白かったので、ちょっと意訳しつつご紹介。中には多少ウケ狙いのネタも入ってますが、全体的には良いことを言ってます。 個人的には、11番の「年収1,000万円にこだわるな!」がお気に入り。高い年収にこだわることがストレスになり、逆に幸福度と健康を損なってしまうケースが多いんだそうな。 あと、20番の「ジューサーを買おう!」も激しく同意。これだけ手軽に野菜を取れる方法は他にないでしょう。ただし、ブレビル社のジューサーはお高いので、私はパナソニックの MX-X58-SWを使っておりますが。1.酒を飲もう!1日1杯のアルコールは、突然の心停止を予防してくれる。 2.風邪の予防注射を打とう!ウイルスだらけの仕事場に戻ったらおしまいだ。 3.おやつの時間はクルミを食べよう!クルミは血圧を下げ、身体のストレスをやわら
サプリメントが精神に与える影響を調べていたら、2002年にオックスフォード大が行った実験が出てきました。なんでも、若い受刑者231人に、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸を142日間にわたって摂取させたところ、刑務所内の暴力事件が約4割も減ったんだとか。 その後、オランダの研究チームが行った追試でも結果はほぼ同じで、特に魚油(オメガ3)が足りない受刑者は暴力的な行動に出やすいうえ、脳の発達や認知機能が損なわれていることも判明したらしい。 感覚的にも納得しやすい実験でありますが、ここまでハッキリとした結果が出るものなんですねぇ。とりあえず、魚油は今後も積極的に摂取していきたい所存です。
いまや女子高生やモデルさんの間ではカラーコンタクトが大流行ですけど、その理由の一端を明らかにする研究がEvolutionary Psychologyに。カリフォルニア大のダレン・ペシェック教授によれば、人間の目の魅力は、目の色や黒目の大きさの他にも、黒目のふちがクッキリしているかどうかに左右されているそうな。 教授が行った実験では、大半の被験者が、黒目のふちがハッキリした顔のほうを「より若々しくて魅力的」だと判断したとか。なんとも不思議な現象ですが、黒目のふちは加齢とともに薄くなっていくらしいので、白目と黒目の境目が生殖期間のシグナルになっているのかも。 いずれにせよ、この現象を無意識のうちに感じとって、オシャレに昇華させた女子高生の本能がすごいっすね。
先日、「肥満は遺伝する!」と主張するニコラス・クリスタキス教授の研究を取り上げましたが、この仮説を支持する実験がコロラド大学であったそうな。 研究者たちが調べたのは、「太った人の写真を見た人間は、その後でどんな行動を取るのか?」というもので、大半の被験者は「食事の量を抑えるだろう」と自分の行動を予測したものの、実態はさにあらず。被験者たちは、事前に「太った人の写真を見る」「普通の体型の人の写真を見る」「森の風景写真を見る」の3種類にわけられたんですが、あらかじめ太った人の写真を見た場合は、その後に出されたクッキーの消費量が、他にくらべて2倍も多かったとか。 ほかにも、2010年にはノルウェイのマクドナルドでも同じような実験が行われていて、周囲の客がみなビッグマックを食べている環境では、被験者はより空腹感を感じやすくなることが判明したそうです。無意識のうちに、どれだけ個人の行動が他人から影響
ピッツバーグ大学が発表したジャーナルに、「10代のころに読書よりも音楽を聞いていると、うつ病にかかりやすくなるよ!」というレポートがあってビックリ。 この研究者チームは、メディアの種類を「テレビか映画・音楽・ゲーム・インターネット・雑誌か新聞・書籍」の6つに分類したうえで、10代の被験者たちが、どれだけ各メディアの影響を受けているかをチェックしたそうな。すると、音楽に接する時間が多かった被験者は、他のメディアに比べて、8倍もうつ病にかかる確率が高かったんだとか。 このレポートからは、「音楽を聞くからうつ病にかかる」のか「うつ病にかかったから音楽を聞く」のかはよくわからんのですけど、いずれにせよメディアとうつ病の関係がここまでハッキリ出た研究は珍しいような。 ちなみに、逆にうつ病にかかりにくくなるのが読書で、なんと発症のリスクが10分の1にまで減ったんだとか。読書好きとしては嬉しい結果ですけ
「他人を信じやすい人は、決してダマされやすいわけじゃない!それどころか、ウソを見抜く能力が人一倍高い!(かもしれない)」と主張する、トロント大学のナンシー・カーターの論文(2010年)が、なかなかおもしろいです。 カーター教授によれば、被験者たちにウソを見抜かせるテストを行ったところ、人を信じやすい人ほどウソのサインに敏感で、嘘つきを言い当てる精度も高かったんだとか。不思議なことに、他人を信じやすい人ほど、ウソをつく人にありがちなサイン(体をもぞもぞさせたりとか、声の調子が変わったりとか)に注意を向けやすい傾向があったそうな。 論文には実験の結果しか書いてないもんで、なぜ信じる者ほどウソを見抜けるのかはわかりません。一瞬、「じゃあ、他人を簡単に信じるように心がけたほうがダマされにくくなるってことか?」などと思ってしまいましたが、よく考えれば、「もともとウソを見抜く能力が高い人は、他人を信じ
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