正社員の人手不足47.6%、過去10年で4番目に高く ~ 業種別、「小売」で6割超える ~ はじめに 8月29日に総務省統計局が発表した労働力調査(2017年7月分・速報)によると、就業者数は6563万人で、前年同月に比べて59万人増え、55ヵ月連続で増加した。正規の職員・従業員は3429万人で、前年同月に比べて60万人増えた。前年同月を上回るのは32ヵ月連続となった。また、非正規の職員・従業員は2068万人で、5ヵ月連続で前年同月を上回り、前年同月に比べて35万人も増えた。一方、完全失業者数は191万人で、86ヵ月連続の減少となった。 厚生労働省が同日発表した全国の2017年7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント増の1.52倍となった。中国地方は、全国10地域別で3番目に高い1.73倍だった。県別では、岡山県が全国で6番目に高い1.82倍、広島県が7番目に高い1.80倍