「関西スーパーマーケット」の臨時の株主総会で承認された経営統合案をめぐり、首都圏のスーパー「オーケー」が、賛否の集計に問題があったとして統合手続きの差し止めを求めた仮処分の申し立てについて、神戸地方裁判所は、手続きの差し止めを命じる決定をしました。 関西スーパーは、これを不服として、裁判所に異議を申し立てる方針を明らかにしました。 先月末の関西スーパーの臨時の株主総会では、阪急阪神百貨店などの運営会社「エイチ・ツー・オー リテイリング」との経営統合案が承認に必要な、出席した株主の3分の2をかろうじて上回る賛成で可決されました。 これに対し、関西スーパーを買収する意向だったオーケーは、総会での賛否の集計に問題があったとして、統合手続きの差し止めを求め仮処分を申し立てていました。 これについて、神戸地方裁判所は22日「決議の方法に法令違反、または著しい不公正がある」などとして、オーケーの申し立