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ブックマーク / www.informe.co.jp (17)

  • フォントのフォーマットに気をつけよう | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 OCFからOTFまで DTPでもっとも重要でしかもトラブルも多いのがフォントです。今回は、DTPで使われるフォントの変遷と注意するべき点についてあらためて考えてみましょう。 日のDTPでは長い間、PostScriptフォントを使うというのが常識になっていました。PostScriptフォントは、Adobe社が開発したフォント形式で、パソコンとプリンタの両方に同じ名前のフォントを入れて使うというのが大きな特徴です。プリンタ用PostScriptフォントは高額で、しかも同じフォントがないと文字化けするなどトラブルも多かったのですが、それしかなければ使うしかありません。誰もがDTPとPost

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    works014 2018/07/14
  • ルビ

    漢字を読むための仕組み 日語組版の特徴のひとつに「ルビ」の存在があります。ルビとは印刷物で漢字などの文字の隣りに入れてその文字の読みかたを表す小さな文字のことで、「振りがな」あるいは「読みがな」とも呼ばれます。 ルビが使われるようになったそもそもの根源は、日語における文章表記の特殊さにあります。ご存じのように日で文章が書かれるようになったのは中国から漢字を移入してからのことです(それ以前に独自の古代文字があったという説もあるが学会は否定的)。 私たちの祖先は外国語の文字である漢字を使い、最初は外国語である漢文を書いていましたが、それにとどまらず、漢字の音を利用して日語を表す万葉仮名を考え出し、続いて日語独自の表音文字であるひらがな・カタカナを作り上げました。さらに、漢字そのものに日語の読みを当てる訓読みも編み出され、これらによって、漢文をそのまま日語の文章として読み下す訓読

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    works014 2014/10/05
    @yoshikodou 「熟語ルビ」についてはそういう簡単なことではありません… JIS X 4051で定義されているハズですのでご参照ください…ここも分かり易いかも→
  • 文字サイズの単位

    DTPソフトで文字を扱ったことがあれば、文字のサイズはポイントか級数で指定したはずです。最近のDTPソフトは、ポイントでも級数でも指定することができますが、仕事によってはポイントを級数に換算するなどの作業も必要になってきます。 また、どちらも使えると言っても、正確には換算の誤差が生じることがあり、問題が起きないとは限りません。 DTPで欠かせない二大単位「ポイント」と「級」。今回は、意外に知られていないその歴史や問題点についてまとめてみましょう。 写植から始まった級数 昔は級数が使えないDTPソフトもありましたが、日の印刷産業でDTP化率が高くなってくると、級数のサポートも当たり前になってきました。この級数という単位は数十年の歴史があります。 日の印刷独自の単位である級数は、写植で作られたものです。日で最初に写植システムを開発した写研は、0.25ミリ、すなわち1ミリの四分の一を文字サ

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    works014 2012/10/24
    「アメリカン・ポイントが作られたのは明治19年ですが、明治30年代には日本にも導入され、普及しました。つまり、日本の印刷で使われてきたポイントは、1point≒0.3514mm(35÷83÷12=1point)というものだったのです。」
  • 行で分割しない文字の処理

    行末で分割しない文字 長い文章は、文の途中で改行が入ることを前提に組まなければなりません。その場合、場所によっては改行できない部分があります。 たとえば、句読点や閉じ括弧の前、開き括弧の後で改行しないというのは日語組版における一般的な基原則ですし、促音(小さい「っ」)や長音「ー」、拗音で使う小さい文字(ゃ、ゅ、ょ。捨て文字と呼ぶ人もいる)などもルールによってはその前に改行が入らないことになります。 こういった規則は「禁則」と呼ばれ、組版ソフトであれば設定によって自動的に処理が行われます。たとえば、InDesign(インデザイン)であれば「禁則処理セット」で設定を指定することになります。 禁則処理セットでは、行頭禁則(行頭にこないようにする文字。句読点、閉じ括弧など)、行末禁則(行末にこないようにする文字。開き括弧など)、分離禁止文字(2つ以上続ける場合に間で改行しない文字。…、—など

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    works014 2012/09/20
    _流すべきはこっちでしたね…
  • 文字列を揃える機能

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    works014 2012/09/20
    _「文字列を揃える機能」…他の頁も信頼できる…「文字について」indexは→ http://www.informe.co.jp/useful/character/contents_chara.html
  • 電子書籍の新標準「EPUB」とは何か

    電子書籍におけるフォーマット KindleiPadが話題になったことで、このところ一般メディアでも電子書籍に大きな注目が集まっています。出版業界の対応が定まっていない日では、今すぐ電子書籍が主流になるとは考えにくいのですが、近い将来、一般的な書籍形態として普及する可能性は十分あります。 ところで、ニュースバリュー的にはハードウェアばかりに目が行きがちですが、電子書籍の場合、ハード以上に問題になるのがデータ・フォーマット(およびそれを扱うソフト)です。データの制作方法、レイアウトの品質、あるいは操作性や使い勝手も、フォーマットによって左右されてしまう部分が大きいからです。 電子書籍ではこれまで数多くのフォーマットが作られ、使われてきました。主なものを挙げてみても、プレーンなテキストデータやHTMLのほか、ボイジャーが開発したエキスパンドブック・TTZ・ドットブック、アドビのPDF、シャ

  • 本文文字詰めを考える

    なぜ文字を詰めるのか DTPでは、文字は専門のフォントデザイナーが作ります。彼らは、可読性が高く、また、想定される使用目的に適ったフォントを作るために、一つ一つの文字の大きさ、次の文字との流れを考えながら作業していきます。当然、出来上がったフォントを使えば、そのまま流し込むだけでデザイナーが考えた通りのきれいな文字組みが出来上がるはずです。 ところが、実際の組版作業では、テキストを流し込んだだけでなく、文字の間隔を詰める文字詰めという処理がよく行われます。 もちろん、見出しなど文字サイズが大きな場合は、同じフォントでも小さな文字の場合よりどうしても文字の間隔が開きすぎて見えるため、間を詰める必要がありますし、文でも約物の処理などによって、どうしても文字間を詰めなければならない部分が出てくることもあります。ところが、そういった場合でない文部分で文字間を一括に詰める指定が入るケースが少な

  • 文字組版と可読性

    組版デザインに求められる要素 印刷物を作る場合、文字の扱いは極めて重要な要素になります。印刷物のデザインをする人間は、その印刷物の性格を十分に把握し、対象となる読者を想定して、文章の読みやすさやインパクト、読み手に与える印象などを考慮しながら、書体を選択し、文字サイズや行送り、文字数、行数などを決めていかなければなりません。 たとえば、子供やお年寄り向けの印刷物では、文字サイズを大きく、行間も広く取る必要があるでしょうし、限られたスペースに細かな約款を詰め込まなければならないような印刷物であれば、小さな文字でもできるだけ読みやすい書体を選ぶことが求められます。また、特に注意を引きたい見出しであれば、インパクトの強い書体を大きく使うといった工夫も必要です。 通常デザインに求められる要素はいくつもあり、場合によってはお互いに矛盾することもあり得ます。たとえば、文字の読みやすさはほとんどの場合

  • OpenTypeフォントの特徴と使い方

    OpenTypeフォントのメリットとは? DTPの世界にOpenTypeフォントが登場して数年が経ちました。新しい環境への移行に極めて慎重なDTP業界において、新しいフォントが普及するにはかなり時間が必要だというのはCIDフォントのケースを思い起こしても明らかですが、OpenTypeフォントの場合、プラットフォームの変更とも密接に関係しているだけに、事態はさらに複雑です。 Mac OS XやInDesign(インデザイン)に完全に移行してしまったユーザーだとOpenTypeの使用率もかなり高くなりますが、Mac OS 8/9やQuarkXPress 3.3/4.xなど旧来のシステムに頼らざるを得ない現場ではOpenTypeへの移行は依然として進んでいないというのが現状でしょう。ただ、旧来のシステム自体いつまで使えるか分からないという状況では、OpenTypeは当分使わないから関係ない、な

  • PDF生成ソフトと安全性 | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》 PDFの作り方の問題 今やDTPでもなくてはならないものになってきたPDF。校正ゲラの代わりにお客さんにPDFを送ったり、出力でPostScriptの代わりにPDFを使う、あるいは印刷物と同じものをWebで配信するためにPDFにする、といった一般的な使い方だけでなく、EPS画像の代わりにPDFを貼り込んだり、PDFでプリフライトチェックをするなど、さまざまな使い道が考えられるのもPDFのメリットです。 PDFの特徴の一つとして、使用目的に合わせて性質の異なるPDFを作ることができるという点があります。たとえばPostScriptフォーマットだと、調整するのは用紙サイズやトンボ程度ですが

    works014
    works014 2009/10/21
  • 多言語組版の基本

    多言語組版の環境 最近は日語のほかに英語中国語などいくつもの言語で組まれた印刷物も目に付くようになってきました。それだけ国際的な交流が身近になってきた表れでしょう。 ところで、日語の組版には自信があっても、他の言語だとよく分からないという人は少なくないようです。今回は、多言語の組版を行う上で押さえておきたいごく基的なポイントを解説します。 多言語組版を行う場合にまず考えなければならないのは、どういった環境が必要かという点です。 ソフトの場合、ユニコードに対応しているというのが一応の最低条件になるでしょう。もちろん、組む言語が日語と英語だけということであればASCIIとシフトJISだけしか扱えない設計のソフトでもなんとかなりますが、基的に多言語の処理はユニコード対応のほうがいいのは間違いありません(そもそも多言語を処理するのがユニコードの目的のひとつ)し、ユニコード非対応のソフ

  • InDesign(インデザイン)のソフトの互換性・リビジョンの違い | InDesign(インデザイン)専門の質の高いDTP制作会社―株式会社インフォルム

    DTPは、印刷用のデータを作ることが最終的な目的の技術です。そして、信頼性の高い安全な印刷用データを作るためには、機能だけでなく安定して安全なデータを作れるソフトを使うことが大切になります。これまで数多くのソフトがDTP向けに作られてきましたが、DTP業界全体で信頼を勝ち得たものはわずかしかないのはそのためでしょう。 InDesignが普及するまで、DTPのレイアウトソフトでもっとも信頼されていたのはQuarkXPressでした。QuarkXPressは、先行ソフトであるPageMakerを押しのけ、長い間DTPのデファクトスタンダード的な地位にありましたが、QuarkXPressが信頼された最大の理由は安定性にあったのではないでしょうか。 もちろん、ソフトには不具合や問題が付き物です。QuarkXPressにも問題はありましたが、他のソフトに比べると出力などでの重大なトラブルは少なかった

  • 日本語の仮名遣いを整理する

    歴史的仮名遣い 一文字一文字に意味がある漢字は「表意文字」です。一方、中国から伝わった漢字を元に日で作られたひらがなやカタカナは、文字そのものには意味がなく、音だけを表す「表音文字」です。つまり、日語というのは、表意文字と表音文字の組み合わせで構成されている言語なのです。 表音文字である仮名を使えば、日語の発音をそのまま表記することができます。ところが、発音というものは時代が移ることによって変化していくものです。ある時代の発音に忠実に従った仮名の表記は、次の時代には発音とい違いが生じてしまうのです。 常に発音にあわせて仮名を表記するとなると、仮名についての表記法もどんどん変えていかなければなりませんが、時代を超えて残る書き言葉の表記法はそれほど頻繁に変更するわけにはいきません。つまり、表音文字を使っていても、仮名表記を正確に発音に合わせるのは簡単なことではないのです。 ある特定の

  • DTPや印刷

    ポリシーは『質』へのこだわり。インフォルムは質の高い書籍・カタログ・参考書・雑誌のDTP制作(デザイン・組版)を追求する会社です。《ISO 9001:2015・ISO/IEC 27001:2022認証取得》

    works014
    works014 2008/11/15
    全般
  • InDesignにおける文字組みと文字クラス_informe

    文字組みのポイントは文字クラス 日語の文字組みに強いというのが売りであるInDesignですが、ユーザーが文字組みを思い通りにコントロールするには「文字組みアキ量設定」についてきちんと理解しておくことが必要です。 文字組みアキ量設定は、文字と文字の間隔を指定するための設定です。日語組版では句読点や括弧類など、通常の文字以外の約物と呼ばれる文字の扱いが特にポイントになります。 漢字やかなは全角幅で均等に並べればいいとしても、句読点や括弧類はどうするか、あるいは括弧と句読点が続いた場合はどうか、また、行末や行頭に来た場合はどうか、などは印刷物によって様々です。そういった設定を細かく行うには、文字ごとの間隔を自由にコントロールする必要があります。 また、文字を流し込んだ際、約物や英数字などのために長さが半端になり、そのままだと行にピッタリと収まらない場合もよくあります。そんな時は、文字の間隔

  • OpenTypeフォントの字形管理

    字形のタグ OpenTypeフォントの優れている点としてよく挙げられるのが異体字をはじめとする豊富な文字数のサポートです。これまでは外字フォントを用意しなければならなかった文字でも、OpenTypeフォントだと探せばたいてい見つかるというのはDTPユーザーにとって大変ありがたいことです。 ただし、どこかにあるはずといっても、それが簡単に探せないようではあまり使いやすいとは言えません。通常の文字であれば「読み」によって日本語入力システムからアクセスすることができますが、異体字だとそのままではなかなか入力はできません。 フォントに含まれる文字は、文字コードと関連付けされることで入力や表示が可能になります。入力システムも文字コードを元に作られているわけですから文字コードの仕組みから外れるような異体字(たとえば同じコード番号で字形が異なるような場合)は入力システムでもサポートできないのが当然と言

  • DTP情報_文字について

    DTPの中でも文字周りはもっとも重要でかつトラブルの多い分野です。このコーナーでは日語の表記法からOpenTypeFontの仕組み、InDesign(インデザイン)との関係や文字コードなど、知っておきたい大切なポイントを解説します。 1.OpenTypeフォントの特徴と使い方 2.SINGの使い方と可能性 3.フォントのフォーマットに気をつけよう 4.送り仮名 5.日語の仮名遣いを整理する 6.文字サイズの単位 7.段落一字下げを考える 8.文字コードをめぐる新しい動き(その1) 9.文字コードをめぐる新しい動き(その2) 10.文字コードをめぐる新しい動き(その3) 11.文字コードをめぐる新しい動き(その4) 12.フォントのアウトライン化を考える 13.文文字詰めを考える 14.波ダッシュ 15.行頭・行末のルールを考える 16.ルビ 17.組版

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