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ブックマーク / mojix.org (8)

  • みんなが主観的であれば全体として客観的になる - モジログ

    1人1人が思い切り主観的であっても、それがたくさん集まれば、全体としての多様性によって客観性を確保できる。全体として多様性があれば、どれがいい意見なのかをみんなが「眺められる」ので、いい意見が勝ち残りやすい。 いっぽう日のように、1人1人が主観をあまり出さず、場にあわせよう、「空気」を読もうと考えていると、いったん有力化した意見に全員が「飛び乗る」ことになる。これだと、全体の意見が「初期状態」に強く左右されてしまい、多様性の中からいい意見が選ばれていくという「競争」のプロセスを経ずに、たまたま支配的になった意見がそのまま勝ち残ることになる。 つまり、1人1人が客観的であろうとするあまり消極的になってしまうと、むしろ全体としての多様性が失われ、客観的でなくなるのだ。重要な意思決定においてこれが起きてしまうと、危険ですらある。 関連エントリ: 自由とは「多様性を許容する設計」である http

  • iPhoneが卓上電話になる「Desk Phone Dock」 - モジログ

    Desk Phone Dock http://www.deskphonedock.com/ iPhoneがそのまま卓上電話になる「Desk Phone Dock」。すばらしい! 最新技術のモバイル機器に旧来のインターフェイスをかぶせる、というこのアイディアは、iPhoneに限らず、いろいろ応用できそうに思う。 これはソフトウェア設計でいう「Adapterパターン」であり、元のものの機能はそのままに、インターフェイスだけを変える。 ケータイとか、ニンテンドーDSのようなポータブルゲーム機器なども、こういうふうに「部品として組み込まれる」視点で考えると、あたらしい可能性がひらけてきそうだ。 ネタ元: Cult of Mac - The Desk Phone Dock Turns Your iPhone Into A Landline Speakerphone http://www.cultof

  • ストラヴィンスキーが1959年の来日時に『火の鳥』を自演した動画 - モジログ

    YouTubeで、ストラヴィンスキーが1959年に来日した時に『火の鳥』を振った動画を発見。1曲30分まるごと収録されている。 YouTube - Stravinsky conducts Stravinsky FIREBIRD COMPLETE http://www.youtube.com/watch?v=yzPsJ_ikpGE 1959年5月1日、場所は大阪フェスティバルホールで、オーケストラはN響(NHK交響楽団)。その翌日にNHKで放映されて、この動画はそれを30年後に振り返った再放送のようだ(動画では59年放映時の白い文字のテロップに重ねて、89年放映時の緑のテロップが入っている)。このときのストラヴィンスキー来日日程が、ウィキペディアの「ストラヴィンスキー」ページにある。 ストラヴィンスキーの自演は、他の指揮者がストラヴィンスキーの曲を振ったものよりも概してテンポが遅めで、細部が

  • ポジショントーク大歓迎 - モジログ

    ネットではしばしば、「それはお前に都合がいいだけのポジショントークだ」といった批判を見かける。 別にポジショントークでもいいんじゃないか?と私は思う。 ポジショントークかどうかが重要なのではなく、その人の言っていることが妥当なのか、有益な見方を含んでいるのかどうかが重要だろう。 「それはポジショントークだ」と批判する人は、要するに「もっと客観的な立場から発言せよ」と言っているのだと思うが、完全に客観的になることはそもそも不可能だ。それに、ヘタに客観的であろうとすると、何を言っても主観的になるように思えてきて、保留だらけの意味不明な発言になったり、結局何も言えなくなったりする。これはちょうど、失敗やリスクを徹底的に回避しようとすると、結局何もできなくなるのと似ている。 以前、ポール・グレアムの「反論ヒエラルキー」を紹介したことがある。 反論ヒエラルキー http://mojix.org/20

    yam1226
    yam1226 2010/01/18
    、ひとりひとりの個人はどんどん主観的に発言してもらって、それをたくさん集めることで、全体的な多様性によって客観性が実現される、というほうがいいと思う。
  • 自分の値段はいくらなのか - モジログ

    Rails で行こう! - 格化する頭脳流出 http://d.hatena.ne.jp/elm200/20091217/1261055283 <日がバブル景気に沸き立っていた1990年前後、私は、東京の大学生だった。バブルのころ日がどれほどの繁栄を極めたか、実際に体験している。いまの個人的なプロジェクトは、そういう時代を忘れることだ。あれは、夢だ、幻だ。日人だというだけで、月50万円とか稼げる時代はもう終わった。これから何をしても、私はそれほど稼ぐことはできないだろう。私のベトナム人の友人たちは、優秀だが、みな月給2万円・3万円というレベルで仕事をしている。正直、私のほうが生産性が高いにしてもせいぜいその3倍。客観的に自分に値札をつけるとすれば、10万円がいいところだろう。10万円が私の適正価格だ。ものさしを差し替えろ。新興国の人々の視点に立て。そうすれば、また一から、新鮮な気持

  • 伊藤ガビン「嫌いな人は絶対自分とかぶってる」 - モジログ

    CINRA MAGAZINE - 巨匠ISM第3回 伊藤ガビン先生 http://cinra-magazine.net/vol.19/CONTENTS/index.php?id=49 ウィキペディアの「伊藤ガビン」ページで知ったインタビュー記事(2008年10月)。これは面白い。 子供時代や『ログイン』時代の話、アートデビューのきっかけ、「パラッパラッパー」のことなど、笑いと鋭い視点が共存したエピソードが満載。 ほぼ全編にわたって面白いが、例えばインタビューの最後の部分などは特に面白い。 <友達と夜中に話してていちばん盛り上がるのは、「誰が嫌いか」という話なんです。「誰にカチンときた」とか、「誰の発言をきいてムカついた」とかを掘ってくと面白い。嫌いな人は絶対自分とかぶってるから。僕、だんだん他人に腹が立たなくなってきたんですけど、最近ではヴィンセント・ギャロにムカつきましたね(笑)。ギャロ

    yam1226
    yam1226 2009/10/21
    友達と夜中に話してていちばん盛り上がるのは、「誰が嫌いか」という話なんです。「誰にカチンときた」とか、「誰の発言をきいてムカついた」とかを掘ってくと面白い。嫌いな人は絶対自分とかぶってるから。
  • 有機的な現実感がある抽象画 Katrin Möller - モジログ

    RULE Gallery - Katrin Möller http://www.rulegallery.com/mollerFlussig2.htm Katrin Möllerは1973年ドイツ生まれの抽象画家。 Katrin Möller, Gemaltes 51, 2009, acrylic on canvas, 16 x 20 inches. Katrin Möller, Gemaltes 56, 2009, acrylic on canvas, 16 x 20 inches. Katrin Möller, Haus der Sonne, 2009, acrylic on canvas, 40 x 60 inches. 細胞や植物、豆などの有機物を思わせるパターンを使っていて、抽象画なのに何かリアリティ(現実感)がある。 自分で絵を描きはじめたのは昨年からとのことだが、かなり力のある

  • ブックファースト渋谷店の思い出 - モジログ

    私はのジャンキーなので、ほとんど毎日、屋に立ち読みに行く。 大型書店や図書館ならば、一日じゅうでも退屈せずに過ごすことができる人間だ。 2005年から渋谷で働きはじめて、それ以来ほとんど毎日、私はブックファースト渋谷店に立ち読みに行っていた。 もちろん立ち読みだけでなく、かなりの量のを買ってもいた。 昨年末、そのブックファースト渋谷店は閉店してしまい、かわりに規模を縮小した渋谷文化村通り店ができた。 シブヤ経済新聞 - 大型書店「ブックファースト渋谷店」が閉店へ-旗艦店は新宿へ http://www.shibukei.com/headline/4261/ 在りし日のブックファースト渋谷店(写真はシブヤ経済新聞より) 渋谷文化村通り店は、以前旭屋書店が入っていた、みずほ銀行の地下1・2階にある。 いまはそこによく行っているが、あの素晴らしかった渋谷店に比べると、あまりにも小さい。 上の

    yam1226
    yam1226 2008/03/12
    僕も寂しいです。
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