発酵食が腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える手助けをすることで、免疫力も高まる「寒の内」とよばれるこの季節、味噌や麹漬け、甘酒など日本の伝統的な発酵食づくりを自宅や料理教室で楽しむ人が増えている。 発酵食は近年、健康食や自然食ブームからその良さが見直されている。特に震災後は、家族との食事を重視する人が増えており、こうした伝統食を家庭で手づくりしたいというニーズが高まっているようだ。 特に小寒(1月5日ごろ)から節分(2月3日)までのこの時季の水は雑菌の繁殖が少なく、「寒仕込み」と呼ばれる発酵食品の仕込みに適した季節。味噌づくり教室や、手づくりセットの通販が盛んだ。 中でも味噌は、戦後、今のように食品が大量生産、大量消費される時代まではどの家庭でも作られてきた日本の代表的な発酵食品。材料や手順がシンプルで、簡単に家庭で作れる。 豆や塩を合わせる量が家庭により異なり、それによってできる各家庭
![味噌や塩麹や甘酒――自宅で作る発酵食が人気 - オルタナ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0c285c238ea9ef4622dfd4b9c4a241e7282ebd81/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.alterna.co.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2012%2F01%2F2e0d43bc43da910009087190d19a0a56.jpg)