女性の再婚禁止期間を定めた規定が憲法違反かどうかを問う訴訟で、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎長官)は4日午前、当事者双方の意見を聞く弁論を開いた。原告側は「女性の権利を侵害している」と主張。国側は「親子関係の紛争を防ぐ立法趣旨に合理性がある」と反論し、結審した。最高裁はこれまで同規定が違憲か合憲かの判断を示しておらず、年内にも初判断を示す見通しだ。女性にだけ6カ月の再婚禁止期間を定めた民法73
聞きたかったけど、聞けなかった。知ってるようで、知らなかった。日常的な生活シーンにある「カラダの反応・仕組み」に関する謎について、真面目にかつ楽しく解説する連載コラム。酒席のうんちくネタに使うもよし、子どもからの素朴な質問に備えるもよし。人生の極上の"からだ知恵録"をお届けしよう。生まれてから死ぬまで、生涯止まることなく動き続ける、心臓。人の一生で、およそ20億回も脈打つといわれている。ドクド
エスカレーターで急ぐ歩行者のために片側を空けるマナーが定着しているが、追い越しの際に体や荷物があたって転倒するケースが目立っている。東京消防庁の調べでは、搬送される人がここ数年で増加。鉄道事業者は注意を呼びかけ、メーカーも対策に乗り出した。 国内最多の1日75万人が乗車するJR新宿駅。エスカレーターの右側を次々と急ぎ足のサラリーマンらが歩いて上っていく。左側に立つ利用者は、しっかりと手すりをつかんでいた。 友人との会合で週3回ほど新宿駅を利用するという横浜市の須藤孝夫さん(78)は「できるだけ端に寄っている。荷物があたって転んだことがあるので」と話した。 東京消防庁によると、都内でエスカレーター事故で救急搬送されたけが人は増えている。2012年は前年より93人多い1289人で、13年は1380人、14年は1443人にのぼった。年齢別では65歳以上が58%で、5歳未満が4%だった。重傷は16
「複数回実施」「知識量よりも考える力を問う」。センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)は今の中学1年生が受験する2020年度に始まる。おおまかな方針は示されたが、具体的な姿はまだ見えてこない。そんな中、予備校などの受験業界はすでに、新しい大学入試への対応に走り出している。 「大学入試改革対応」。SAPIX代ゼミグループは、そんなうたい文句で中学1年向けの模試「論理力評価テスト」を開発し、今月始める。首都圏の私立中高校の教師ら約50人を集めた9月の説明会で、高宮敏郎共同代表は「このテストを解の一つとして提案したい」と話した。 模試は、数学と理科を合わせた内容の「数理探究」と、「解釈探究」の2科目。知識量ではなく論理的思考力や表現力を測る。例えば解釈探究なら、「日本人の死因の推移」のグラフに基づく架空の論評を示し、根拠のない部分や誤っている点を60字以内で説明させる。国立教
日本郵政グループの3社が4日、東京証券取引所に株式を上場する。140年余り続いた「官」の歴史を終え、多くの株主から「利益追求」を求められる上場会社に生まれ変わる。全国に広がる約2万4千の郵便局網を維持しながら、どう利益を増やしていくかが課題だが、道筋と将来像は描き切れていない。 霊峰・高野山近くの山あいに開けた奈良県野迫川(のせがわ)村は、人口500人足らず。野迫川郵便局は唯一の金融機関で、ATMもここにしかない。近くに住む南谷跡子さん(49)は「お金をおろしたり、子どもへの仕送りを振りこんだりしに週1、2回は来る。郵便局がないと、ここでは暮らせない」。銀行がある駅近くの街には、車で山道を30分ほど走らないと行けない。 村に郵便局ができたのは1882(明治15)年。過疎が進み、いまでは1日の利用者は20人ほどに落ちこんでいる。竹村明彦局長(56)は「黒字化するのは極めて難しい」と話す。 総
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