マレー系のほか、中国系やインド系、先住民などが互いを尊重しあう多民族国家・マレーシアでは、多種多様な文化を反映した料理が根付いている。マレーシアで最もポピュラーなあいさつが「スダ マカン?(ご飯食べた?)」と言うところにも、いかに食を大切にしているかが分かるだろう。そんなマレーシアの朝食をちょっとのぞいてみよう。 料理は民族のアイデンティティーの源 移民の多いマレーシアでは、祖先から引き継いだ味がアイデンティティーの源となっており、その味が異なる民族とのコミュニケーションとしての役割も担っている。そもそもマレーシアには、ココナツミルクとスパイスが決め手の「マレー料理」、中国からの移住者がマレーシアで育んできた「中国系料理」、北インドから南インドまでの料理がそろう「インド系料理」、マレー系のスパイスと中国系の食材がミックスした「ニョニャ料理」という"4大料理"が存在している。 このように民族
(CNN) オランダ安全委員会は9日、ウクライナ東部で7月に起きたマレーシア航空機墜落についての報告書を発表した。「多数の高エネルギー物体が外部から貫通したことによって機体が損傷を受け、空中分解した」との見方を示している。 墜落では乗客乗員298人が死亡し、このうち約3分の2がオランダ人だった。安全委員会によると、技術的な欠陥や乗員の行為が原因となった形跡はみられないという。 米国やウクライナは、東部で活動する親ロシア派がミサイルで同機を撃墜したと主張してきた。報告書は機体の近くで弾頭が爆発したとの説を裏付ける内容だが、だれの仕業かという点には言及していない。 マレーシアのラザク首相はこれを受け、「地対空ミサイルに撃墜された疑いが濃厚だが、断定に至るにはさらに調査を進める必要がある」と述べた。 墜落現場は当初、親ロシア派が占拠し、調査団の立ち入りを阻止していた。飛行記録装置は数日後になって
(CNN) 今年3月に行方を絶ったマレーシア航空の旅客機は、乗員が酸欠を原因とする「無反応」状態に陥り、自動操縦でインド洋上空を飛行し続けた末に、燃料を使い果たして墜落したとの見方が強まった。オーストラリアの航空当局が26日に発表した。 マレーシア航空370便は3月8日、乗員乗客239人を乗せたまま消息が途絶えた。 オーストラリア当局は26日、インド洋で行っている捜索海域の変更を発表。同機は自動操縦でインド洋上空を飛行し続け、燃料を使い果たして墜落した可能性が極めて濃厚になったと述べた。 衛星との定期的な交信のデータを調べた結果、同機が直進飛行を続けていたことが分かり、この推論に行き着いたという。 さらに当局は報告書の中で、同機の乗員は低酸素症に起因する無反応状態に陥っていた可能性があると推定。「現時点で入手できる証拠と照らし合わせると、そう考えるのが最も妥当」とした。過去の航空機事故でも
キユーピーが商品ロゴに使っているキューピー人形。両肩のあたりに描かれているのが天使の羽だ 【古谷祐伸】マヨネーズ大手キユーピーがマークに使う「キューピー人形」はイスラム教の禁じる「天使の偶像崇拝」だと、マレーシア政府が難色を示していることが18日わかった。キユーピーは、同国内で使うデザインから羽を取るといった対応を検討している。 国教がイスラム教のマレーシアで食品を売るには、豚肉を使わないなどの戒律に従っているという政府機関の認定が必要だ。キユーピーは認定を受け、2010年10月からパッケージにマークの付いたマヨネーズを現地で売り始めた。 ところが昨年8月着任した政府の担当官にキューピー人形の羽を問題視され、「天使の絵は反イスラム。2年以内になんとかしてほしい」と指示されたという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)
総選挙を控えたマレーシアで12日、野党連合が開いた大規模集会=クアラルンプール、古田大輔撮影 【クアラルンプール=古田大輔】マレーシアの首都クアラルンプールで12日、野党連合「人民同盟」が大規模集会を開いた。1957年の独立以来政権を握る与党連合「国民戦線」はデモや集会を制限してきたが、当局が初めて許可した。今年前半にも実施される総選挙を前に強硬姿勢は国民の離反を招くと判断したとみられる。 会場となった座席数3万のサッカー場はグラウンドも含めて超満員。人民同盟を構成する3政党の旗が揺れ、「レフォルマシ(改革を)」の声が上がった。参加者は警察発表で4万人超、地元メディアは約10万人だと推計した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら
【シンガポール=古田大輔】マレーシアの首都クアラルンプール郊外のビルでインドネシア人女性ら105人が監禁されているのが見つかり、入管当局は女性らを保護し、監禁容疑で地元のメード派遣会社員ら12人を逮捕した。 地元メディアが3日報じた。保護されたのはインドネシア人95人、フィリピン人6人、カンボジア人4人で、18〜25歳。月給700リンギ(約1万9千円)でメードとして働く契約を派遣会社と結んでいた。実際は無給で、毎朝夕、車で派遣先に送迎されて家事をする以外はビルに監禁されていたという。女性らは、待遇に不満を言うと食事が減らされ、肉体的な虐待もあったなどと証言しているという。労働ビザはとっていなかった。 インドネシア政府は09年、メード虐待事件が相次いだとしてマレーシアへの派遣を禁止。政府間で待遇改善で合意し、昨年12月に派遣禁止を解除したばかり。 関連記事5歳児虐待死か 23歳母と交際相
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