食べ物は命の根源。ご存知のように、食べ物を薬として病気の治療や予防に使うという考えは、中国やインド、エジプトなど、文明の発達していた地では古くから浸透していた。日本でも近年、「医食同源」という言葉が広まり、薬膳レストランや健康食の料理教室が人気を博している。 従って、『これを食べれば医者はいらない』というこの本のタイトル自体、目新しいものでも何でもない。しかし、分かっちゃいるけどやめられないのが人間。身体に悪くても「早い、安い、旨い!」と三拍子揃った、ファーストフードやジャンクフードに手を出さずにいられない人は数多し。そんな人たちにはぜひ、この本の著者、若杉ばあちゃんの愛ある説教を読んでほしい。「何を何グラムなんて言い出したら、料理じゃない」 「放射能だろうがなんだろうが、食事によってからだを健康な状態にしておけば、必要以上に怖れることなどない」 など、極論すぎると思われる部分もないでもな
原発ホワイトアウト http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2186179 (日本の原発は世界の最先端で安全だから) 大嘘ですね。 安心して輸出もできなくなりますから まあ、そういうことを皆で 気がつかないフリをしているだけなんですね。 第2章 幹事長の予行演習 制度の細部の決定権を最後の最後まで 放さないことが官僚のパワーの源泉なのだ。 第17章 再稼働 日本の経産省や文科省から出向している職員が強硬に反対し 最新の安全性は盛り込まれることなく骨抜きにされている。 実際には皆さんに情報を隠したところで ゴソゴソと再稼動しようとしているわけで 安全、安全と言っとけばいいと 再稼働の結果、また事故が起こる というようなことがあると思いますね。 (小説を書こうと思った理由は) 電力会社・政権政党・霞ヶ関が、どうい
菅直人公式ブログ Powered by Ameba 衆議院議員(東京18区=府中市・小金井市・武蔵野市)、立憲民主党最高顧問、第94代内閣総理大臣、菅直人の公式ブログです。スタッフが発信しています。新著『原発事故10年目の真実』(幻冬舎)、『民主党政権 未完の日本改革』(ちくま新書)。 訪米中の飛行機の中で「原発ホワイトアウト」(講談社)を読んだ。原発再稼働に反対する知事を陥れる工作など原子力ムラの実態が赤裸々に書かれている。過去に福島県知事に対して現実にあったことだ。私が総理の時の「海水注入を中止した」という嘘のキャンペーンも、原発ゼロを言い出した総理をやめさせる狙いで原子力ムラが仕組んだもの。知事に対する謀略と同じだ。 また「電力連盟広報部」と本の中で名付けられた部署がマスコミを監視し、圧力をかける姿も生々しく書かれている。事実、原発事故が発生した3・11の時点で勝俣東電会長がマスコミ
【守真弓】「現役キャリア官僚」が小説の形で書いた告発本、「原発ホワイトアウト」(講談社)が話題を呼んでいる。電力会社、政治家、省庁の癒着を描いた内容に、菅直人元首相もブログで「私の知ることと共通する点が多い」と反応。発売1カ月で6万5千部と、新人の作品としては異例の売れ行きになっている。 作者の名前は「若杉冽」。偽名だ。公開しているプロフィルは、東大法学部卒で「現在、霞が関の省庁に勤務」するキャリア官僚ということだけ。執筆を知っているのも、家族だけだ。このほど朝日新聞の取材に応じた。 本の中では、電力会社が政治献金や選挙支援によって政治家を操ったり、世論を誘導したりする構図が描かれている。小説という形になっているが、モデルがほぼ特定できる登場人物もいる。若杉さんによると、「直接見聞きしたことと、間接的に聞いたことが半々」という。 執筆のきっかけは、昨年末の政権交代。安倍政権になり、「政府、
武田徹著『「核」論 鉄腕アトムと原発事故のあいだ』 今回僕が読んだのは2002年刊行の単行本版。この度再版された増補版は未読なのであしからず。 本書に勇ましい反原発のメッセージを、あるいは日本に原発がいかに必要不可欠な存在であるかを説くものを期待すると肩透かしをくらうことだろう。 武田はここでは「スイシン派」「ハンタイ派」とカタカナ書きしていることからも想像がつくように、両者に対して「非共感的」(吉岡斉の著書から取られた言葉)である。 今となっては「スイシン派」への「非共感的」部分は説明するまでもないだろうが、では「ハンタイ派」へのそれはどういうことか。「科学的な思考を手放すリリースポイントが早すぎる」(p.253)としている。ここらへんは僕も同感で、このような姿勢が反原発派がこれまでトンデモ扱いされてきた原因の一つであろう。個人的には本書での高木仁三郎への評価はいささか厳しすぎる気もする
教諭がまとめた3冊の原発関連本 【芳垣文子】北海道立高校の教諭が原発や放射能をテーマにした本を出版する際、許可申請を受けた道教育委員会が「原発が社会問題化している中、本の出版で報酬を受けるのは好ましくない」とし、不許可としていたことが分かった。 教諭は札幌琴似工業高校(札幌市)で社会科を教える川原茂雄さん(56)。原発事故後にボランティアで続けている市民向けの「出前授業」の内容を3冊の本にまとめた。地方公務員法は地方公務員が報酬を受ける事業に関わる場合、任命権者の許可が必要と定める。本を出すと印税が発生するため、川原さんは昨年10月に道教委に許可を求めたが、道教委は12月6日付で「不許可」とした。 収益金について、川原さんは福島の子どもたちを支援する市民団体を通じて全額寄付するつもりだった。この考えを道教委に伝えたところ、道教委は「報酬を得ない場合は道教委の許可は必要ない」と判断。本
司法よ!おまえにも罪がある 原発訴訟と官僚裁判官 著者:新藤 宗幸 出版社:講談社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 司法よ! おまえにも罪がある [著]新藤宗幸 原発の安全性をめぐっては1973年に始まった伊方原発(愛媛県)訴訟以来、建設中止などを求める住民らによって、数々の裁判が提起されてきた。しかし、住民側の勝訴は2例しかない。ほとんどの訴訟で裁判所は、行政の判断を支持してきた。 なぜ司法は原発をチェックできなかったのか。本書は、行政側勝訴の判決に共通する論理構造を解き明かし、司法の責任を追及する。 著者が着目した問題点の一つに、裁判所と法務省の人事交流がある。これによって法務官僚(訟務検事)に任用された裁判官が、原発訴訟で国側代理人を務めて「原発は安全だ」と主張する。そうした人物が元の裁判官に戻った後、原発の安全性を公正、公平に判断できるのか。人事交流が原発訴訟に「深刻な影を投げか
ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場 [著]布施祐仁 福島第一原発(イチエフ)の事故現場では、2万3千人を超す労働者が、放射能の恐怖と闘いながら、懸命に作業を続けてきた。しかし、そうした現場の状況は、ほとんど外部に伝わってこない。 本書は、震災発生直後から1年あまりの間に、第一原発で働く労働者50人以上に取材して書かれたルポだ。あの中はどうなっているのか。どんな人たちが、何を思い、どんな作業をしているか。情報の空隙(くうげき)を丹念な取材で埋める。 原発労働のルポといえば、1979年に出た堀江邦夫の『原発ジプシー』が広く知られる。初めてこの作品を読んだときの衝撃は忘れがたい。 そして、今回、本書を読んで、『原発ジプシー』から30年以上たった今も、原発の労働環境が改善されていないことに驚かされる。何重もの下請け構造と賃金のピンハネ、ずさんな被曝(ひばく)線量管理、労災隠し。そうした不公
メインページ / 更新履歴・訂正(web 版) / 単行本に関する情報 公開:2012年6月11日 / 最終更新日:2013年11月28日 やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 普通ではない15ヶ月間を過ごしてきたすべての人へ --- 敬意と感謝と言葉にできない思いをこめて 放射線に関連する基礎知識をまとめた本を公開しています。 できるだけ分かりやすく正確に書いたつもりなので、一人でも多くの人に読んでいただければ幸いです。 よろしければ、色々な人に教えてあげてください。 著作権等についてはこのページの一番下をご覧ください。 2012 年 9 月末に、この本が単行本として朝日出版社から出版されました。 詳しくは「単行本に関する情報」をご覧ください。 今後も、pdf ファイルの無償公開は(また、必要なら更新も)続けます。 田崎 晴明 これは、放射線や放射線物質に日常的に直面し
やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 著者:田崎 晴明 出版社:朝日出版社 ジャンル:社会・時事・政治・行政 安全か危険かではなく、何がわかっていて、何がわかっていないかを、じっくりと、ていねいに-。放射線と向き合って暮らしていくために必要な基礎知識を、できるだけ短く、正確に、そ… やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 [著]田崎晴明 昨年の東電福島原発事故による放射線の影響で、このぼくを含め日本住民のほぼ全員が、恐怖と不安の中で、この一年半を送ってきた。目に見えず、なじみもない放射線を不安がるのは当然だ。だがお手軽な対応を求めて怪しげな情報に踊らされ、ためにする極論を真に受けて無用に不安をつのらせる例もいまだに多い。 困ったことに、少量の放射線による影響については、まだわからないことも多い。でも、はっきりわかっていることもある。そしてそれを知ることで、
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