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麻生副総理兼財務相が29日、国家基本問題研究所主催のイベントで、「ドイツのワイマール憲法はだれも気づかないうちにナチス憲法に変わっていた。あの手口に学んだらどうか」などと語った。 麻生氏は1日、「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ」と述べ、発言を撤回した。改憲については落ち着いて議論すべきであり、ナチスとワイマール憲法は否定的な意味で例示したと説明した。 この講演会については、30日時点で主要各紙が報じていたが、読売新聞と共同通信が“ナチス発言”を取り上げたものの、朝日・産経両紙は「ナチス」部分について触れていなかった。 しかし、その後は海外メディアの批判的な報道の影響もあってか、各紙は改めてこの問題を追及。2,3日には相次いで社説で取り上げた。 【言葉の選択と、間違った歴史事実認識への批判】 各紙が共通して批判するのは、言葉の選択と歴史認識についての2点だ。 まず各紙は、ナチスの手口
麻生太郎副総理兼財務大臣は、7月29日の国家基本問題研究所月例研究会で発言した、ファシズム肯定発言には本当に驚いた。 報道がなされていたけれど、まさか本当にこのような発言を日本の政治家がするとは信じがたい思いがした。 しかし、朝日新聞その他で、発言詳細が紹介されて、正確な発言内容がわかった。 http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html 麻生氏は、 日本における憲法改正に関連して、ナチス・ドイツについて言及し、 民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。」 などど述べ、 だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わっ
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