都道府県で独自に認証している「特別栽培」など、“環境に配慮”してつくられた農産物と消費者をつなぐエコマーク。各地で独自の環境保護の工夫もプラスされています。 ただし、“環境に配慮”とはいっても、ミツバチへの毒性が強く、残留性しやすいネオニコチノイド系農薬など、環境への影響の大きい農薬を禁止しているわけではありません。 ネオニコフリーを含む「農薬フリー」の努力をしている農家さんの農産物を教えてくれるマークは? グリーンピースでは、農薬使用という視点から調べました。
厚生労働省の部会は24日、ミツバチの大量死の原因と指摘されているネオニコチノイド系の農薬「クロチアニジン」について、食品中の残留基準を緩和する案を了承した。化学メーカーからの適用拡大の申請を受け、内閣府の食品安全委員会の評価を踏まえ設定した。ただ、欧州連合(EU)の基準値より緩く、環境保護団体が反発している。 クロチアニジンは日本ではコメや大豆の害虫対策に使われている。今後、国民への意見募集などの手続きをへて、新基準が正式に決まれば、今まで使えなかったホウレンソウなど、より多くの農作物に使えるようになる。 基準案は、作物ごとの農薬の残留試験結果などを元に設定。カブ類の葉とホウレンソウはEUの20倍の40ppm、コメは1・0ppm(EUは0・5ppm)などとした。厚労省は「欧米とは農薬の使い方や害虫への影響が異なるため、今回の値になった」としている。 基準案は「人の健康に問題ない」としたもの
みなさん、こんにちは。 食品安全委員会が、7月に、ネオニコチノイド系農薬クロチアニジンの健康影響評価に関する報告書に対するパブコメを募集していたの覚えていますか?意見を送った方もたくさんいらっしゃったと思います。 このパブコメ、経緯を振り返ると: ① 去年(2013年)、ネオニコ系農薬のクロチアニジンについて驚くほど高い残留基準が厚生労働省から提案され、 ② それに対して、市民から1600を超える反対のパブリックコメントが集まり、グリーンピースが呼びかけた署名も4週間で12000筆を超え、 ③ こうした市民の声を受けて、今年の3月に厚生労働省が「再審議」を決め、食品安全委員会に健康影響の再評価を依頼し、 ④ 今年の7月に食品安全委員会が再評価の案を公表して、パブコメ募集していた というものです。 さて、そのパブコメの意見を、食品安全委員会の事務局が分類し、意見に対する回答をまとめた結果が9
畑で同じ作物を作り続けると畑の土に作物を加害する原因となる病原菌、線虫、ウイルスが集まってきて、そのままでは同じ場所で作物を作ることができなくなってしまいます。そのため農地では定期的に土壌中から病原菌、線虫、ウイルスなどを取り除く(不活性化する)必要があります。 日本の農地で使用されているくん蒸剤には以下のようなものがあります。土壌くん蒸剤は土壌中でよく拡散(広まる)する必要があるため、分子量が小さくて蒸気圧が高い(気体になりやすい)ものが多く使用されています。くん蒸剤は広い面積を短時間で処理できる便利な資材ですが、蒸気圧の高い物質が多いため、使用方法を誤ると大気中にたくさんのくん蒸剤が放出されてしまいます。
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "燻蒸" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2013年4月) 港湾での輸入貨物に対する燻蒸作業を、安全且つ効率的にできるようにシステム化された施設。 コンテナを載せた全長が20m 近くもある大型トレーラーがそのまま入場して、一気に処置できる。 神戸港六甲アイランド内にある動植物防疫燻蒸施設の入り口側。 燻蒸(くんじょう、英: fumigation)とは、主に害虫駆除やカビ防止、殺菌の目的で、気体(ガス)の薬剤を対象に浸透させる方法。エアロゾルまたはミスト状にした液体や固体粒子の薬剤を使う方法は、対象の表面には付着するものの内
みなさんお茶はお好きですか? 今回はインドのお茶の残留農薬の問題です。 インドと言えば、ダージリン、アッサムなどで有名な世界最大の紅茶生産国ですよね。そのインドではいま、グリーンチャイが流行っているそうです。使われているグリーンの茶葉には多くの栄養素が含まれていて、さらにスパイスで味を際立たせた伝統的なお茶で、世界でも重要な生産物だそうです。 しかし、そのお茶に有害な農薬(殺虫剤)が含まれているとしたら、みなさんどう思いますか? グリーンピース・インドでは、インド国内で販売されている、パッケージされた茶葉を対象に残留農薬の調査を実施し、レポート「Trouble Brewing」にまとめて発表しました。 その結果は、とっても心配なものでした。 【調査結果の要旨】 ・46サンプル中、合計34種類の農薬が検出された。サンプル全体の96%で検出された。 ・検出された農薬の中には、最も危険な農薬であ
の中に書きます。--> 反農薬東京グループ==No-Pesticides Action Network in Tokyo(NPANT)==のホームページ
たまたま、Twitterで以下のようなツイートを発見しました。私も初めて知って興味を持ったので、調べてみました。 バナナは軸から1cmは農薬溜まっていること多いので切り落とした方が良いみたいです。知らなかったなー… pic.twitter.com/QaXEPcGbfA — ホワイトフード (@whitefood1) 2014, 7月 31 そうしたところ、東海コープ事業連合と福岡市の検査(下記参照)によると、「残留農薬は無い」とのことです。また、バナナで心配な農薬は、輸送の際に軸が腐るのを防ぐための「防カビ剤」いわゆる「ポストハーベスト農薬」なのらしいのですが、防カビ剤を使用した場合は表示の義務があり、どなたかがDoleに問い合わせたところ「Doleでは使用していない」ということで、コープ北陸事業連合のバナナも使用していないらしく、防カビ剤を使用しているバナナは少なくなっているようです。た
1.農薬大国日本 農薬を大量に使っている国と言うと、アメリカや中国を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は、単位面積当たりの農薬使用量は、日本が韓国の次で第2位なんです。 アメリカや中国は国土が広いので、農薬の使用量は多いですが、単位面積当たりの使用量は、日本の方が多いのです。 つまり、日本は、狭い面積の割に農薬を使っている、野菜一つに対して使用される農薬の量が多い、農薬濃度が高いということです。 野菜はもちろん、お米、果物にもそれが言えます。 2.農薬を接種することのリスク 2−1.日常症状での支障 例えば、ノドがカラカラする、めまい、目の充血と痛み、皮膚のかぶれ 息苦しさ、吐き気、嘔吐、発熱、だるさなどです。 2−2.DNAに異変を及ぼす 参考文献:http://www2.tcoop.or.jp/information/b79ln3000000421o.html 残留農薬の危険性の1つ
「ハチが生きられる環境は、人間も生きやすい。そしてハチが生きられない環境は、人間が住む環境ではありません」 ――石川県の養蜂家 井上さん 2012年夏に農薬などの影響でハチの大量失踪を経験した石川県能登で、100%国産はちみつを育てている養蜂家の井上治子さん。 当初は何が起きたかわからなかったそうですが、色んな文献を読み続けるうちに、世界中で起きているミツバチの大量失踪と同じだという事に気づいたそうです。 ミツバチが失踪当した時は周辺でカメムシ防除の旗が立っていたので、農薬を使っていたのも原因かなとも。 農薬だけではなく、他の要因ももちろんありますが、今では、農薬が届かないところで養蜂を続けているそうです。 熊本県の阿蘇のふもとで30年ほど前から無農薬・無化学肥料栽培で、さつまいもや里芋を栽培している、野村自然農園の野村りょうこさんからお話しを伺いました。 ■ 頂いたお料理には自然の恵みで
敷島製パン(名古屋市)は7日、名古屋の焼きまんじゅう「なごやん」の一部から、カルキ臭がする化学物質「ジクロロフェノール」が検出されたとして、44万5千個を自主回収、返金すると発表した。健康被害は確認されていない。 対象は昨年12月23~30日に愛知県の刈谷工場でつくった「なごやん」など17種類。「なごやん」の場合、2月6~13日が賞味期限の商品となる。現在、店頭に並んでいる商品は、異なる原料を使っている。 昨年12月31日に消費者から、「カルキ臭がする」と指摘があった。同社が原因を調べたところ、白あんの原料で、米国から輸入した白インゲン豆から、同社工場では使っていないジクロロフェノールが検出された。豆を製造ラインに移す際に異臭はせず、気づかずに製品化したとみている。環境省によると、ジクロロフェノールは殺虫剤や除草剤の原料だが、一度に多量に摂取しない限り、健康に影響はほとんどないという。
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